太秦の古墳
このところ古墳や遺跡めぐりで奈良県ばかり、いささか足が遠ざかっていた京都へ。平安京ができる前の古墳を訪ねます。
大映通り商店街のキネマ・キッチンでランチ、3年ぶりです。
蛇塚古墳
右京区太秦面影町の住宅街の真ん中に現れた巨石の石積、蛇塚古墳です。古墳時代後期末6世紀末〜7世紀初頭築造の秦氏の首長墓と推定される前方後円墳、墳丘はほぼ全て消失し、巨石で囲まれた後円部石室のみが遺されています。帷子ノ辻駅から10分もかからないところです。
柵の中の説明板の航空写真に前方後円墳が書き込まれています。現在地は前方後円墳東側くびれ部の内側です。
南側に石室への入口があるものの鍵がかかっていて、羨道の天井石は鉄骨で補強されています。
西側からの石積の眺めです。石舞台古墳を彷彿とさせますが、石舞台とほぼ同時期で、玄室の幅は石舞台より大きく、床面積では石舞台に次ぐ全国4位の規模だそうです。
帷子ノ辻駅の地下入口、映画嵐電でも登場したカランカランと音が鳴る回転ドアです。今もアマゾンプライム会員特典で見ることができるようです。
モボ301がやってきました。ということは次はKYOTRAMのはず、線路脇でカラオケ喫茶から漏れてくる演歌の歌声を聞きながら10分スタンバイ。
後ろ姿もカッコいい。ヘッドライトがそのままテールライトになるのはえちぜん鉄道のキーボと同じ、カッコ良さとオシャレさ、可愛さが同居しています。今日は乗れなかったけど、7両も導入予定なので今後飽きるほど乗車することになるはずです。
回転ドアを回して北野線ホームへ。
等持院から京都市考古資料館
もう一箇所、京都市考古資料館へ向います。北野白梅町からバスか歩きか迷っていたら、タバコが吸える喫茶店でマーカーを付けておいたお店が気になり等持院•立命館大学衣笠キャンパス前で下車。去年の残暑厳しい日に訪ねた等持院です。
目的の「喫茶店のひとみ」、右隣の塀は等持院東庭、その先は立命館衣笠キャンパス、右端の白い塀は立命館以学館。立命館は存心館、清心館…、と校舎毎に凝った名前が付けられているんですね。
平安時代の遺跡と出土品、パネルの遺跡写真はどれも町中ばかりなのが奈良と違ってます。
法勝寺八角九重塔CGと、新・平家物語を読んでいた時に訪ねた岡崎動物園観覧車のところにあった八角九重塔発掘現場のパネル。