山と海を一遍に

自宅からの朝焼けです。見た目より明るく写っていたので見た目に近く調整しています。

まずは山へ

出かけるまでウダウダしていて、難波を出たのは9時半を回っていました。6000系8連の橋本行急行の車内、片開きドアの開閉を撮ってみました。ズルズルズルズル、がっちょーん、とスライドして開ききると電車全体が揺れますが、戸袋窓があるので車内は明るく感じます。

橋本到着、向いに天空。まだ乗ったことがないのですが、指定席券は売り切れてました。

天空自由席車の最後尾の一番隅っこに座ります。高野下駅通過、下古沢で真田赤備え列車と交換。

古沢小学校のグラウンドで野球の練習をやってます。廃校の再利用が始まっているようです。中古沢橋梁を渡ります。上を走る分にはトレッスル橋とは分かりません。

紀伊細川で2300系と交換。極楽橋駅に到着。

30000系こうや号が発車、日本で最も美しい電車のひとつだと思います。

コ21・コ22形ケーブルカー、山側がコ21形、麓側がコ22形です。11月25日までで引退、来春から新型ケーブルカーが導入されます。ここまでやってきたのはこれを撮るため。先客の400mmレンズの愛想いいお兄さんと並んで撮りました。

ほどなくコ22が下りてきました。ちょうど次のこうや号が到着、かなりの人数ですが、コ11・21形2両で定員130(座席数70)あるのでこうや号4両の定員204を全員収容できます。ケーブルカーには乗れないフリーチケットなので、乗らずに引き返しますが、コ21形の写真はこちらこちら

ケーブルカーが運休期間はこうや号も運休、この極楽橋駅の30000系も暫く見れなくなります。2000系橋本行各停が発車。南海本線は普通、高野線は各停です。

早々と紅葉しているモミジもちらほら。400mmレンズのお兄さんは山中のケーブルカーを撮るべく山道へ。自分もちょっとそそられたものの、折り返しの天空に乗れそうなので、その初乗りにします。駅の特急券売場で訊ねてみると、車内の女性乗務員から買ってください、とのこと。どうやら天空の指定席券はシステムに入っていないようです。

ドアを開放したままで停車中の天空、女性乗務員さんは見当たらず誰もいないので適当な席に腰を下ろします。車内は自分の好まないJR九州の車両みたいな木質デザインですが、水戸岡デザインではないようです。よく見ると窓配置も左右非対称、つまり片側だけが車体改造されています。

ケーブルカーが到着も乗り継ぎ客の殆どは前2両の自由席車に誘導され、指定席車4両目は4人ほど、3両目は自分の完全貸切状態で発車。女性乗務員さんがひととおりの案内を終えてようやく指定席券をゲット。橋本まで510円は高いですが貸切だと思うと安いです。

3両目に展望デッキがあり、入ってみると動物園の檻の中に入った感じです。

窓ガラスの無い開放感は最高、トロッコ列車みたいです。後ろの車両の人たちは移動して来ずこれも貸切。キィキィとレールの軋み音を響かせゆっくり勾配を下っていきます。展望デッキの前よりにはボックス席の個室があります。

山肌に向こうからこっちを撮ったことのある笠置の集落が見えます。線路際をひらひらと舞う蝶、浅葱色と茶色の翅がくっきり、アサギマダラです。写真は撮れなくても大満足。絶対に顔や手を外に出さないでください、という警告を厳守しつつギリギリから先頭車がトンネルに頭を突っ込むところを撮ります。

上古沢駅の地すべり現場は引き続き補修工事中のようです。3両目の客席は自分のバックパックだけ。

高野下を通過、トンネルを抜け竜王渓、左岸の森林鉄道跡遊歩道は荒れたままのようです。

橋本に到着、貸切だったこともあり予想を遥かに超えて楽しい電車でした。檻を外側から撮っておきます。

難波行の急行は何と2分前に発車したばかり、次は約30分後にこうや号、続いて急行。つまりこの天空2号は回送列車が旅客扱いしているレベル、なので貸切みたいだった、ということのようです。

30分もあるので、駅前の三角亭さんでランチ、と思ったら営業していません。本日休業というよりどうやら廃業してしまった感じです。客待ちしているタクシーの運転手さんに訊いてみたところ、やはりそのようです。鳥鉄のベースだったお店は、新開地の喫茶u、それに尾崎の中華上海も無くなって寂しい限りです。

駅前でグワシポーズのまことちゃんがハロウィンのコスプレで旅行者を迎えるものの、周辺のお店はほぼ全滅状態、駅構内に柿の葉寿司のたなかの売店があるだけです。駅前のベンチに座って5人ほどのバックパッカーさんたちが柿の葉寿司をほおばっています。インバウンド需要を取り込めと大騒ぎしながら、こんなホスピタリティは悲しい限りです。せめてたなかの売店がコンビニになればいいのに、とは誰もが考えるところでは。柿の葉寿司を売りつつ大阪城公園のローソンみたいに営業時間や品揃えを制限しても売上は全然違うはずです。

一旦街へ

フリーきっぷがあるので男里まで行ってみます。

天下茶屋で乗り換えるとすぐにサザンに接続していたのですが、このまま樽井や尾崎へ向かってもコンビニしかないので、難波まで戻りペッパーランチ。SkyOができていて、周囲は外国人ばかり、なんとなく尖沙咀を歩いているような錯覚を覚えます。SkyOに入ってみるといかりスーパーや関西初進出というおしゃれなお店が並んでいて、難波の商業集積はさらに高まったようです。この千分の一あるいは一万分の一でも橋本駅周辺に持っていくことはできないのか、と思います。

夕暮れの海へ

台風21号の時、駅設備の電源設備のショートで丸焼けになった尾崎駅に到着、1番線が閉鎖され自動改札が設置されています。改札を出てから橋上駅舎の一部が跨線橋として機能していることに気づき再度改札に入って西側へ。階段を上ると以前と同じ場所にトイレがありました。

上り4番線も閉鎖され改札口になってます。橋上駅舎は青天井で鉄骨だけになってました。あの辺りに中華上海があったのですが、阪南市の代表駅として新しい駅はどの様になるのか期待したいところです。

尾崎の浜です。前回尾崎駅がまだ使えなかったのでこの辺まで来なかったのですが、やはり高潮高波でかなり被害を受けていました。

阪南市のWikipediaを見ていると尾崎漁港に猫が多いとありました。漁港で見たことはないものの少し北側でよく見かけます。今日も日向ぼっこしていました。

今日は多いです。全部で10匹くらい。

自転車で通りかかった少年によると、このクロが一番人懐っこいそうです。

防波堤のテトラポッドにイソヒヨドリ♂。今日の関空からの離陸は南向き。

防波堤外の消波用の石積みに砂利がいっぱい打ち上げられていました。やはりものすごい台風だったようです。もう潮位はかなり高く日はかなり沈んでしまいました。

男里川左岸河口までやってきました。関空大橋をバックにウミネコたちが舞います。

菟砥橋の阪南市側にものすごい数のムクドリ。ぎゅうぎゅう詰めに密集していてそこにまだ割り込もうとしているのもいます。

男里川右岸河口、夕日が淡路島の先山448mに沈みます。

カニたちはどうしているか、潮位が高くて見つからなかったのですが、何とチュウシャクシギが1羽。もう南の国へ向かっていなきゃならないはずですが、仲間とはぐれてしまったのでしょうか。

干潟におまわりさんがふたり、男性に先導されて下りてきました。場所が場所だけに事件か?

もうひとりおまわりさんがやってきて、近くにいた人が堪らず、何かあったんですか、と訊いてくれました。おまわりさんはさほどシリアスじゃない感じで、さがしものが…と答えているのが聞こえホッとした次第。

すっかり暗くなった樽井駅への帰り道、頭の上を何か飛んでます。写真の黒い点、コウモリです。