カワセミに会いたい

カワセミにもう半年以上会っていません。淀川へ行ってみます。

その前にちょこっと登城、修道館裏にジョウビタキ♀。11月3日は晴れの特異日、今年も雲ひとつ無い快晴です。

三番櫓前、神社の塀の中にかなりの数のメジロ、白いお腹にぐるっとひねった緑の頭、見たことのないポーズです。

何か見つけました?と声をかけられ、メジロがいっぱいいますと答えると、あれっ、アオバトが入ったみたいですよ、と。でも自分にはアオバトは見つかりません。さらに大勢のバーダーさんたちが集まってきて、おばちゃんバーダーさんが、シメとイカルもいますよ、と。でも自分には見つかりません。カメラの問題じゃなくて、おばちゃんバーダーさんとても目がいいです。自分は全然修行が足りません。

市民の森にだんじりの行列、だんじりin大坂城2018というイベントです。天守閣が見える一角で一休みしてメイン会場の太陽の広場に入場するという演出になっているようです。だんじりは大阪市内の他、東大阪からも集まった16台で、明日4日には尼崎や堺も含めさらに16台全部で32台も集まるそうです。岸和田より小ぶりのだんじりで、木の梁に囲まれた住吉型、お囃子のリズムも大工方の踊りも岸和田とはかなり異なります。

太陽の広場でOBPの高層ビルを背景に大工方が舞います。それぞれの地元から大阪城まで若い衆が牽いてきたのかトラックで運ばれてきたのか、かなり気になります。

淀川貨物線跡を抜けて新京橋商店街のかめやでランチ、ここの白身フライはやっぱ絶品。

ひょうたん池や毛馬、赤川は後の楽しみに取っておくとして河川敷を通らずに太子橋まで直行してきました。明日の淀川マラソンの準備や関西長崎県人会のイベントとかでかなり賑わっています。モズが高鳴き。

賑わう河川敷もちょっと外れると誰もいなくなります。キリギリスが長い足を持て余し気味。

ジョウビタキ♀、ふと振り返ると2mほどのとこおろにイタチ、目が合ってあわてて逃げて行きました。びっくりした表情がとても可愛かったです。暫くねばってみたもののもう出てきませんでした。テングチョウのいる場所がイタチがいたところです。

ビーッという聞き覚えのある声が聞こえたと思ったら自分の頭のすぐ右側をコバルトブルーの光がかすめ飛んで行きました。カワセミは川面のどこかへ消えたしまったので、モンシロチョウを撮ります。

八雲ワンドの向こうに大阪モノレール、今日はここで折り返しとします。

モズ♂とジョウビタキ♀ばかり見かけます。八雲地区の川辺から一本内側の道もいい感じですが、やはり川辺の道に戻ります。

ゴミばさみとビニール袋を手にした清掃ボランティアのおっちゃんと、空き缶集めの河川敷にお住まいらしいおっちゃんが、タヌキがいると話しているのを聞きつけ、えっ、タヌキどこですか、と空き缶集めのおっちゃんに訊いたら、あっ、もう隠れてしもた、とのこと。惜しい。

周りでいっぱいウグイスがさえずっているのですが、見つけたのは地鳴きのオオムシクイ。

複数います。今年はオオムシクイの当たり年です。

八雲ワンドからちょっと離れた下島ワンドからの淀川の川面、特に何もいません。

赤川まで戻ってくると、サッカーボールが頭をかすめました。コーチが一緒じゃなくて子どもたちだけなのですが、一人の男の子がすみませーん、と謝ってくれました。さらに友達に向かって、謝らなあかんやんか、と叱ってくれたのは嬉しかったです。さっき野球の練習しているところでもちょっと怖い思いをしたのですが、コーチがいて何ら注意していませんでした。今までサッカーより野球の方がしつけが厳しいと思っていたのですが、一概ではないようです。それにコーチのいる無しじゃなくて、子どもたちは自分で学んでいくんでしょうね。

毛馬のカワセミ島(自分がそう呼んでいるだけ)でいつものように一服しているとカワセミが飛んできました。撮れなかったけどカワセミ島という呼び方はあながち間違っていないようです。カワセミは見つからないもののここにもオオムシクイがいます。

すると島影に大阪水上バスのひまわり、54総トン、外輪船を模していますが、外輪はただの飾りかと。こういう機能美の逆を行くデザインは好きではありません。

ひまわりに驚いたカモたちが飛び立ちました。オナガガモのようです。ひまわりは毛馬閘門に進入。

前回とは別アングルから閘門通過シーンです。大阪湾は満潮時で淀川と大川の水位差は50cmくらいです。

ひょうたん池まで戻ってくると、1年ぶりのひょう太。池に飛び込むでもなくじっとしています。

漸くいつものカップ状の置物へ飛び移り、ステップしながら横移動。カワセミに限らず鳥が横歩きするのを初めてみました。

大坂橋から夕日に輝く天守閣、この時間になっても雲ひとつありません、やはり晴れの特異日です。去年もやはり快晴でした。