オオムシクイとアサギマダラ
京橋でランチ、日差しに誘われ赤川まで来てしまいました。
頭上にえらく派手な飛行機、露出を上げてみました。B777-200 HELLO 2020 JETだそうです。富士山、宮島、スカイツリー、東京タワーが描かれています。なんで通天閣がないねん。
EF510-514号機、元北斗星牽引機で現在は富山機関区所属。鉄橋真下のアオサギ君、轟音にも全く動じません。
テニスコート裏の水路の向こうにムシクイ。この角度だと何ムシクイか分かりません。
毛馬のカワセミ島(自分がそう呼んでいるだけ)の水路を流木が通せんぼ。もしこのままでカモたちがやってくるとどうなるのか気になります。
カワセミ島東島にムシクイ、頭央線がなく、よく響くジッ、ジッ、ジッの地鳴き、季節的にもオオムシクイで間違いないかと。(参考)
藪の中に入り込んでも捕捉できました。
正面からもパチリ。オオムシクイといっても体調13cmほど、特別大きなムシクイということではなく、オオムシクイという名前がこの可愛さを表現していません。英名はKamchatka Leaf Warbler、カムチャッカムシクイと呼んだ方がロマンがあるかと。
ちなみにセンダイムシクイは仙台にいるからじゃなくて、チヨチヨピーというさえずりが千代千代と文字になり、千代が仙台になったそうです。
カワセミ島西島にアサギマダラ。3年前と同じミズヒマワリに止まってます。
「渡り蝶」のアサギマダラは南の国への長旅に備え、たっぷり蜜を吸って栄養を貯めているところです。それにしてもアサギマダラのDNAにこのカワセミ島西島のミズヒマワリの場所が受け継がれていることは驚異です。
ただミズヒマワリは特定外来生物で見つけ次第河川事務所が駆除しているはず。この場所も3年前より東寄り、来年も同じ場所でアサギマダラを見ることができるかは微妙です。
アサギマダラのすぐ近くにオオムシクイがやってきましたものの、ツーショットは無理。
カワセミ島西島の先っぽにもオオムシクイ、島の向こうから船のエンジン音が聞こえ気を取られていると、オオムシクイは淀川大堰の方へ飛んで行ってしまいました。
カワセミ島の陰からでてきたのは国土交通省淀川河川事務所の「かわかぜ」。
おっと、毛馬閘門が開くことに気づき、慌てて土手にあがります。2年前に屋形船が通るのを見て以来です。
「かわかぜ」は閘門の中に入りました。
川上側から黒い水門が下りてきて、川上と閘門の水路が閉ざされます。閘門の中の水位が下がり「かわかぜ」も下がって行くのが岸壁の濡れている部分の広さや、隣の2階建ての建物との比較で分かります。
閘門内の水位は下流の大川と同じ水位まで下がり、下流側の水門が上がって行きます。
信号が青になって「かわかぜ」発進。大川を下って行ったはずと追いかけて行ったら「かわかぜ」がいません。どうやら毛馬閘門の大川側すぐの右岸にある河川事務所の岸壁で停泊したようです。