鳥が多いお城と淀川貨物線その3
今日も登城、いつもより鳥の気配が濃く感じられます。
神社裏のキビタキ♀とオオムシクイ
神社裏のキビタキ♀、台風21号の倒木を集積したところに長時間じっとしてました。頭の上が冠羽のように立っているので、何?と思ったものの、キビタキ♀で間違いないかと。
オオムシクイ。いろんなサイトでオオムシクイとメボソムシクイの地鳴きを聴き比べてみたけど微妙です。渡りの時期からすると、国内でも繁殖するメボソムシクイに対して、10月下旬に大阪城公園にいるのは、やはりカムチャッカからやってくるオオムシクイかと。
チョーかわポーズ。
メジロみたいなポーズですが、花の蜜ではなく、葉っぱの裏側にいる小さな虫を探しているようです。
桜広場
桜広場東端、艮櫓跡の向こうの空地にいるタカは大阪城公園では珍しいノスリ。この空地のために東外堀に面した石垣があり、何かの遺構と思われるものの、何なのか、それにどうやってここに入るのか不明、誰かに訊いてみたいと思います。
キビタキ♀、首が180°回ります。何羽かキビタキ♀がいるのですが、♂は1羽も見当たりません。
エナガたちがやってきました。まだ桜広場です。
大阪城公園で繁殖までしているエナガたち、でもいつも会えるわけじゃなく、普段はどこにいるのでしょう。後ろのシマシマは松下IMPビル。
青空とコゲラ、お腹が減ってきたので桜広場から京橋へ移動。
淀川貨物線その3
せっかく京橋まで行ったのにイマイチなランチを食べた後、ひょうたん池の方へ向かうと来たことが無いのに見覚えがある場所に出てきました。淀川貨物線跡でと気づきました。淀川貨物線跡の柵の所から撮った写真の柵の向こう400m辺りです。廃線されてから30年以上経つのにまだ空地のままです。
さらに400mほど直線区間は空地か駐車場が続き、その先がようやく休日診療所として土地活用され、その裏側は都島南通公園という小さな公園、敷石にデゴイチが描かれていました。この先はほぼ全面的に再開発され廃線跡は残っておらず、淀川貨物駅は桜ノ宮リバーシティという高層住宅街になっています。
都島中野幼稚園の東側にレンガ積みの橋台が残っています。複線の橋台だと広すぎ4線分ありそうです。どうやら桜ノ宮線の遺構のようです。とすれば、淀川貨物線その2でこの付近から南へと向かうように描いた桜ノ宮線の線路図は間違っていて、もう少し東側で南へ向きを変え、中野小学校と都島中学校の間の通り辺りを通っていたようです。
都島中野幼稚園の西側にも狭いレンガ積みの通路、桜ノ宮駅の真下には半分コンクリート、半分がレンガ積みの通路が残っています。コンクリート部分は大阪環状線の現役部分です。レンガ積みの部分は付け替えられる前の城東線、その南側に桜ノ宮線の桜ノ宮駅があったものと推測できます。
淀川貨物線マップ修正版です。
キビ姫
そのまま帰るつもりが足は淀川の方へ向いてしまい赤川、毛馬へ。でもお城に較べて鳥は少ないです。テニスコート裏の水路にホテイアオイ。
アサギマダラはいませんでしたが、オオムシクイはまだいました。
お城に戻り山里丸から本丸へ上ります。生駒がきれいです。
神社裏にはキビタキ♀、今朝と同じ子のようです。オオムシクイもまだいます。
ずいぶん愛想良しのキビタキ♀。キビタキ♀のことをキビメスと呼ぶ人が多いのですが、可愛さが表現できていないです。キビ姫がいいかな。