関大博物館とハニワ工場
2025/02/22(土)
1月に訪ねた京大博物館に続いて今日は関大博物館へ。
土偶がいっぱい。北上市更木出土とある土偶は北上川東岸に位置する八天遺跡からのもののようです。口や鼻、耳など体の部分だけの土製品が出土しているユニークな遺跡です。
茨城県稲敷市福田遺跡出土の豊満なGカップの土偶。福田遺跡がどこなのかは分からないものの、霞ヶ浦の南にある稲敷市には5年前にバードウォッチングで訪ねています。
高松塚古墳の発掘調査は1972年に奈文研所長の末永雅雄指揮の下、関西大学と龍谷大学の研究者・学生により行われています。
高松塚古墳だけじゃなく石舞台古墳や唐古・鍵遺跡も末永先生により発掘調査されたもの。奈良テレビのYouTubeでその業績が分かりやすく紹介されており、末永先生がいなかったら自分の今の古代史への興味もなかったと気付きます。今読んでる倭人伝を読みなおすの森浩一先生も末永先生に師事したひとり。
簡文館と高松塚古墳壁画再現展示室を後にします。
武人、家形、蓋形ハニワのレプリカ、一群のレプリカごとに陶板に描かれたマンガの開設。
新池を反時計回りに見るべきところ逆に回って来たと分かりました。マンガは今城塚古墳の案内板と同じ絵本作家ヨシトミヤスオ氏の作品です。