梅と桃と桜の違い
大阪城梅林はそろそろピークを超えたようです。
豪華絢爛のを行きます。淋子梅(りんしばい)と八重揚羽(やえあげは)。
思いのまま。
東錦(あずまにしき)と江南所無(こうなんしょむ)。
だいぶ暖かいので、車椅子のお年寄りが多いです。介護施設のグループが介護士さんたちと記念写真を撮ったりしています。
まだ咲き始めたばかりの摩耶紅(まやこう)、蕾が膨らんできた鹿ノ谷紅梅(しかのたにこうばい)。
これから魅せてくれる木もある一方、散りそめの木も少なくありません。桜だと地面いっぱいに花びらのカーペットが広がりますが、梅は咲いている期間が長くて少しずつ散るので、地面は殆どそのままです。そういえば桜吹雪という言葉はありますが、梅吹雪という言葉は聞かないですね。
寒紅とジョウビタキ、相当人慣れしていて、大勢の人が近くにいても動じないばかりか、ベンチで休んでいる人の近くへ寄ってきたりします。
ジョウビタキももうすぐシベリアやチベットへの長旅に出かけます。東外堀もホシハジロとオオバンだけくらいになってしまいました。ユリカモメたちは皆んな2月中に旅立ってしまったようです。
大阪城には梅林だけじゃなくて規模は大きくないものの桃園もあります。すでに咲き始めた木もちらほら。梅や桜と違って葉っぱが一緒に出てきています。梅林のようにそろぞれの桃の木には名札がかかっていないのですが、元々梅ほど品種は多くなく、白いのは「関白」、ピンクは「矢口」だと思います。花桃は実桃と違って実は食べられないそうです。
桜ももうすぐ、これだけ梅や桃を観たら、ソメイヨシノだけじゃなくて、しっかり桜もみなきゃね。4月の造幣局、楽しみです。
飛騨の森の方へ廻ってみました。
ここでもジョウビタキ。飛んでるところを撮るのはこのカメラでは無理なのかなぁ。
今日もエナガに会えました。2羽とも何か口に咥えています。何かの植物のようですが、ずっと離さないのでとても大切なモノみたいです。
いましたいました、オジロビタキ。しっぽをピンと立てたポーズはオジロビタキならでは、カワユイ。
この冬関西の人気者といえば水無瀬のコミミズクとこのオジロビタキ、コミミズクもまだ帰っておらず、変わらずギャラリーがいっぱいのようですが、こちらは殆どギャラリーがいなくなっています。
一番櫓脇でモズ♀、目の後ろの過眼線が茶色く、黒い過眼線が連続していて精悍な♂と比べると、かなり優しげです。