自転車で京都まで行ってきた

久々に淀川河川敷へ。

桜宮公園で危うく轢き潰してしまいそうになったクロベンケイガニをしばし観察、草むらに帰って行くのを見届けました。

今日もいました、おっちゃんと一緒に釣りをするアオサギ。

赤川鉄橋を過ぎ、城北大橋を過ぎ、鳥飼大橋までやってきました。ここまでは来たことがあるので、先へチャレンジしてみる気になりました。

交尾中のトノサマバッタ、♀の方が体がずっと大きい。

キクイモの花がそこここに咲いています。

外環状線と交差するあたりで道を間違って河川敷から土手に上がってしまったところ、松の木のてっぺんにモズ、色んなポーズをしてくれました。

よく見ると両足だけじゃなく、木の枝の先端をお腹にあてて、体勢を安定させています。

天野川の河口までやってきました。ここまで来た証拠写真です。

京阪枚方市駅の西側、関西医大の裏あたりに、トイレと自動販売器、ベンチを備えた自転車のためのパーキングエリアみたいなところがあります。その花壇になんともゴージャスな葉っぱ、コリウスという観葉植物だそうです。王様のローブみたいです。

せっかくここまで来たので、以前カワセミを見つけた場所まで行ってみることにします。コゲラみっけ。

カワセミを見つけた場所はいつのまにか通りすぎてしまい樟葉駅近くまで来てしまいました。土手の外側に8000系ダブルデッカーの屋根が見えます。駅の方へ廻って帰ろうと思ったのですが、ゴルフ場が間を塞いでいて駅への道がありません。

戻るのをやめて、せっかくここまで来たので、京都府へ入ってみることにしました。

府境の標識を見て、せっかくなので、もう少し京都を実感できるところまで行ってみることにします。

とうとう木津川の河口までやってきました。大阪湾河口から37km、ということはウチから34kmくらい走ってきたことになります。

京阪電車の撮影名所、木津川橋梁です。いつか来てみたいと思っていたのが予期せず実現してしまいました。

向こうに同じ形をした淀川橋梁が見えます。

木津川橋梁をバックにここまで来たよ、という証拠写真を撮りました。

淀川橋梁と木津川橋梁の間の築堤を進み、木津川橋梁を渡る準急淀屋橋行。

遠くを望むと愛宕山やサントリー山崎工場。

八幡市駅、その先に男山ケーブル、あまり角度のないケーブルカーですね。

カーブした八幡市駅、橋本-八幡市間の山裾を回りこむ京阪電車。

漸く八幡市駅で引き返すことに決めました。河川敷には飽きたので土手の外側を行きます。

京街道の宿場町橋本の町並み、通りに面して欄間のある家が多いです。

八幡市から樟葉へ結構きつい上り下りがあって、樟葉近くの住宅街まで来ると、キバナコスモスにアゲハ、マツバギクにヤマトシジミ。

せっかくなので、くずはモールの3000系を見てきました。

そこに展示されていた地図をみて、唖然としてしまいました。今いるのは、この地図の右上、樟葉、帰る目的地は地図の左下、天満橋近くです。京阪特急で30分程の距離を自転車で帰らなければなりません。

信号も、上り下りもなく、トラックも来ない河川敷に戻ります。

枚方市の関西医大裏まで戻ってきたところでハクセキレイ、鳥や蝶の写真を撮る元気があったのはこの付近まで、お尻が痛いのをガマンしてひたすらペダルをこぎ続けます。

いつものワンドまで戻ってきて、自分を見たらすごーく長い影。

毛馬から桜宮公園を抜け、漸く大阪城、おつかれさん、と声をかけられたみたいです。樟葉からここまで約1時間半、表定速度で比較すると京阪特急の61km/hに対して自分は16.5km/h、結構速いです。


膝やお尻に痛みは残っておらず、意外と自分にも体力があるんだなぁ、といささか自信につながりました。

帰ってから気づきました、八幡市から二駅先、中書島まで行っていれば、伏見-八軒屋浜の三十石船のコースそのものだったなぁ、と。でもチェックしてみると、八幡市から中書島までは駅間が長く8kmもあります。止めておいてよかった。