難波のアサギマダラ
日本伝統工芸展開催中の高島屋へ。
その前にランチ、Google Mapに行ってみたいマーカーを付けていた日本橋のおにぎり屋さんへ。日本橋駅からオタロードを突き抜けた、もう恵美須町に近いところにある「ツインテール」というお店、キャピキャピのお嬢さん3人で切り盛りしていました。おにぎり食べ放題と、おにぎり+からあげ食べ放題があって、おにぎり食べ放題にしておきました。おかわりはひとつだけにしておいたのですが、おかわりの海苔は別途30円もこの大きさならナットク。隣の席のカップルは女性もおにぎりふたつおかわり、唐揚げもおかわり、スレンダーな人なのにビックリ。とん汁や煮物もなかなか美味。
高島屋への道すがら、なんばパークスの古巣に立ち寄ってみました。先ごろ経営破綻しドン・キホーテグループに事業譲渡されたばかりです。開店して20年近く、いささか古びた店内もそこそこ賑わっていました。自分担当のメインだったアクションフィギュア売場がずいぶん小さく狭くなっていてビックリ。業界では男キャラとも呼ばれていた戦隊ヒーローや変形ロボット、怪獣フィギュアなどのジャンルですが、スーパー戦隊シリーズが終了した影響が大きそうです。ちなみに男キャラを「アクションフィギュア」と名付けたのは自分だと自負しています。アメリカでの売場名のACTION FIGUREをカタカナにしただけですが。
江藤國雄 蒔絵飾箱 川辺の譜。そして塩津容子 乾漆描蒟醬箱 山間の花、漆黒の器に朱漆などで下絵なしの一発勝負で草花文などを描き、その上からさらに漆を塗り重ねて研ぎ出す描蒟醬(かききんま)技法。
総計302点もの出展、内人間国宝作品が39点、ほぼ毎日増え続けている「となりの人間国宝さん」と違って、人間国宝(重要無形文化財保持者)は2026年7月時点で芸能分野が55人、工芸技術分野が54人、10月に新設されたばかりの生活文化部門(料理、醸造、華道)で3人で合計112人、年間200万円の助成金が交付されることもあり、保持者が亡くなると認定が解除される一代限りだそうです。
本展では出品目録で数えてみた限り40点もの人間国宝作品、すごい展覧会でした。なかでも漆器の美しさには心底ビックリ。いささか殺風景な展示室に300点はちょっともったいない感じ、ひとつずつ床の間や飾り棚に置いてながめてみたい。
最後に特別展示の小石原焼、原田マハリーチ先生で陶工見習の沖高市(架空の人物)がバーナード・リーチ一行を案内するのは小鹿田(おんだ)焼の大分県小鹿田村ですが、高市が生まれ育ち、物語の主人である父・亀之助から陶芸の手解きを受けたのはのは小鹿田から西へ6kmほどの(歩くと3時間はかかる)福岡県小石原村。その小石原焼です。江戸時代中期に小石原の技法を小鹿田に伝えられて以来、兄弟窯の関係にあるらしい。
小鹿田焼特有の飛鉋模様に似ているものの、小石原の方がいくぶん洗練されているような感じです。鉄分が多く黒く硬い小鹿田の土に対し小石原の土は白く整形しやすく、3家の世襲で伝統技法を受け継ぐ小鹿田に対し小石原は50軒以上も窯元があり進化家の作陶が盛んとのこと。
先月のあべのハルカス近鉄本店では諫山諫山宝樹展が開催されていました。徳川大坂城本丸御殿の模型の障壁画を制作された日本画家の展示会です。障壁画とは趣の異なる美人画を思わせる楊柳観音像、水月観音像。ちょうど諫山先生在廊中で、大坂城障壁画模型を拝見しました、とご挨拶できました。