北加賀屋がぶっ飛んでる
住之江区北加賀屋がアートの町になっているらしく、調べているとちょうどヤノベケンジの展覧会が開催中なのを見つけました。人が少なそうな金曜日に訪ねたのですが、見落とした作品が少なくないことに気づき土曜日に再訪、2日分をまとめて投稿です。
SHIP's CAT(Speeder)は電気自動車、画面左下ではシップスキャットのフィギュアとスピーダーのツーショット撮影中。
ナビゲーターはSHIP's CAT(Whiter)。京都のGLM社製で、ナンバープレートが付いているように公道走行可能、YouTubeで京都市内の走行風景を見ることができます。
アルミ製の宇宙船ルカ号。バルーンのルカ号よりかっこいい。太陽の塔好きの自分としては大いに気に入りました。太陽の塔内部の下から伸びる太陽の塔の生命の樹とは逆に蔓が下に伸びていて金色の命の素(?)か何かを抱えています。赤い体内の肉襞が全部シップスキャットでできているのはちょっとキショい。左側に立てられているのはお腹の蓋です。
金色の顔の胴体からの離れ方も太陽の塔の黄金の顔と同じ、太陽の塔の黒い顔同様に背中に緑色の顔が描かれているのが少し見えるものの、後ろに回り込めないのが残念。ヤノベ氏のウェブページで緑色の顔を確認できます。ルカ号に乗って35億年前の地球にやってきた宇宙猫の物語もYouTubeで確認できます。
岡本太郎の「芸術は爆発だ!」を継承するヤノベケンジ。岡本太郎記念館でヤノベケンジ:太郎と猫と太陽との展示が昨年開催されていて、ヤノベケンジは岡本太郎の後継者と岡本太郎自身の公認を得ているようです。先ごろ幕を閉じた大阪・関西万博、太陽の塔に代わるシンボルとしてルカ号とシップスキャットだったら、自分も1回こっきりじゃなくてもっと通っていたかも。
ここからは様々なクリエイターとのコラボ作品。クボタ弘成 大阪廻船、その下にヤノベケンジ ラッキードラゴン 構想模型(LUCA the Landing バージョン)、船上の観覧車はMin Ferris Wheel。
右手になぜかロンドンバス。左手の岸壁に上田要 北加賀屋の空気という鏡のオブジェ、自分の体が歪んでます。北加賀屋クリエイティブビレッジのマップの⑥番。
造船所跡向かいに。パラドールと名付けられたこの場所には異質で、スパニッシュスタイルの瀟洒なマンションの前、北加賀屋クリエイティブビレッジのマップの②番、鐡羅佑 かすむ。オオサンショウウオならぬ、巨大カスミサンショウウオです。スペインでお城や修道院などを改装した国営ホテルがパラドール、大昔に泊まったことを思い出しました。
パラドールの隣には対極的な白馬荘・乗鞍荘・穂高荘、造船所で働く人たちのためのアパートで今も現役、家賃19,000円〜だそうです。素敵なホームページを見つけました。外観からはわからない清潔な関西間らしい広めの部屋も紹介されています。造船所の人たちのためなのに白馬・乗鞍・穂高。