嵯峨野、鉄博

関西文化の日で11月17日18日は行ったことのない京都鉄道博物館も17時30分以降無料開放とのことで久しぶりに京都へ。その前に紅葉、毘沙門堂か三千院と調べてみると、山科や大原へ行ける京阪のフリーきっぷは無くなっていて、阪急で嵯峨野へ向かうことにします。

いつものように1号線上でモーニング、30分待って京とれいんに乗ることにします。

京とれいん

3号線6連先頭の乗車目標でスタンバイ、和風ボックス席も快適クロスシートも無視してカブリツキをゲット。隣に座ったガキンチョが代わって欲しそうなのをヒシヒシと感じつつも、頑張ってシカトします。

淀川を渡ります。9300系右側の土手がいつもの撮影ポイントです。来春十三駅5号線にホームドアが設置されるとドア位置が合わなくなるので、その時点で引退が懸念される6300系です。

淡路手前の工事区間では運転士さんは阪神電車のように起立して運転。上新庄手前で新幹線を潜ります。

高槻市で黄色と青の減速信号、前方に先行する特急が見えます。上牧から新幹線と並走。

9300系トップナンバーとすれ違い、再び新幹線と並走。

桂で追いついてしまい、先行の特急の発車を待ちます。快速特急は茨木市、高槻市、長岡天神を通過するものの、梅田から河原町まで所要時間は特急と全く同じ43分です。

嵐山線の7000系にはパワーウインドウが設置されていました。

嵐山駅に着くとちょうど大覚寺経由清滝行の京都バス94系統がやってきたので乗り込みます。1時間に1本しかないバスが20分以上遅れていたようです。周りはすごい人出ですが、バスはガラガラ、最後部席に陣取ります。

嵯峨野

渡月橋は橋の端から端まで人の列が続いていて、竹林の小径は心斎橋よりすごい人の波。若いお父さんに肩車されれたお嬢ちゃんもいて、嵯峨野の風情を楽しむよりお祭り状態です。

大覚寺は10月11月のスペシャルプライスで参拝料が1000円、以前は無料で入ることのできた大沢池も参拝料の範囲に含まれてしまっていて門前を素通りします。大覚寺から少し外れるとすぐに嵯峨野の田園風景が広がります。

翅がボロボロになったモンシロチョウ。色々いそうで何も見つからない中、漸くモズを発見。

上の写真と同じ子と別の子です。目の後ろの白い部分の形が微妙に違ってます。

ハシビロガモが回転中。

商売っ気のないコカコーラとえらく営業熱心なチェリオ、自分がコカコーラなら敷地のこちら側に目隠しを立てるところです。

直指庵です。参拝者は僅か。紅葉はやはり光が当たると絵になります。

モリアオガエルがいるらしい古池、でももう冬眠中かと。紅葉の木の間隠れに京の町。

杉苔が綺麗です。境内の東屋からモミジを振り返ります。

府立植物園

鉄博の無料開放までまだ時間があるので植物園へ行ってみます。大覚寺から西ノ京円町で205系統に乗り換え植物園まで10kmほどで1時間以上かかりました。京都市内の移動は相変わらず不便です。

十月桜じゃなくて四季桜、春と秋の両方咲くさくらです。紅葉は綺麗ですが鳥はいません。

梅林にアオサギ、ひょうきんな行動パターンから4年ほどまえに会った同じ子かも。モミジの葉っぱをアップ、まだ見頃のピークはこれからのようです。

いい感じで紅葉が撮れました。

京都鉄道博物館

朝からモーニングのトーストだけでおなかペコペコ、植物園付近にはこれといった店は見つからず地下鉄で京都駅へ移動、地下街にも食指をそそる店はなく、空腹を抱えて梅小路へ向かって歩きます。

8年ぶりの梅小路です。梅小路公園が整備され、線路沿いを撮り鉄しながら散歩できるようになったものの、すでに暗く電車はブレます。

水族館脇に京都市電が4両展示されているものの、広島で15両が現役なので動かない市電に感動はありません。N電も修理中らしく運休中。

梅小路公園には大阪城公園のようなコンビニ売店はなく、七条通に出て漸くファミマを発見、イートインでラーメンにありつけました。

鉄博の入口で待ち合わせの友人と合流、無料開放時間を待つ数百人が大行列。

半年ぶりのC56 160号機との再会です。スチーム号になってか細い煙も周囲に機関庫らしい匂いを漂わせています。大行列は広い館内に分散、機関庫周辺に人は疎らです。

C53 45号機の機関士さんです。太いボイラーがとてもパワフル。

検修庫には8630号機が研修中。模型の写真の様に見えますが実物です。

「列車を安全に走らせよう」コーナーの225系ショーティーはアンテナが付いていて無線操作、実物っぽく見える模型です。

弁天町から持ってきた南海20000系の模型、周りにいろんな興味深い古地図や資料が陳列されているものの、時間がないので、またの機会とします。

鉄博を後に友人の案内で木屋町の裏通りで今日の仕上げ。雑居ビルの2階に上がりクラブで飲むのかと一瞬ビビったら、思いっきりリーズナブルなお店、まだ開店して3日目とのこと、気さくなママのとても家族的なお店です。京都へ鳥鉄のベースができたことが嬉しい。