橿原市今井町

お天気もいいので、ちょっち気になっていた今井町まで出かけてきました。

せっかくなので、こっちも気になっていた近鉄5200系を選んで行くことにします。こちらで5200系の限定運用が紹介されていますが、これだけでは何のことかさっぱりです。こちらの列車番号の解説を読んで漸く、この時刻表の12:35の急行青山町行きが1223列車ではないかと推測、大当たりでした。

良いスタイルです。

車内は特急電車並です。

大和八木で下車します。この記事で大和八木で電車を乗り換えているので7ヶ月ぶりということになります。

奈良県橿原市、何かと自分にもゆかりがあって、子供の時のお正月、祖父に連れられ、橿原神宮と三輪明神(桜井市)、春日大社(奈良市)という初詣コースでした。

1992年1月7日、当地にジョージ・H・W・ブッシュ大統領がヘリコプターに乗ってやってきました。その時自分はある意味当事者だったのですが、今やその訪問先のお店も、ワルキューレの騎行が聞こえてきそうなヘリコプター戦隊が降り立った自動車教習所も無くなっているようです。

橿原線に一駅乗って八木西口で下車、小さな川を越えると昔ながらの街並みに入ります。

地元のボランティアの人たちが地図を配っていたり、観光客も少なくないのですが、奈良町のような騒がしさはなく、人通りの少ない通りは静かな街並みです。

小さなエリアではなく、結構広いエリアが昔の趣を残したまま、観光地としてだけでなく、現役の住宅として今も生きています。聞いた話だと、古いものを保存するための規則が厳しく、ちょっとした改装なども大変だそうです。

環濠集落で、お堀が復元されており、菖蒲も咲いています。

お堀は二重になっていて、今井町が裕福な自治都市であったことがわかります。

称念寺というお寺に人が集まっています。何かなと覗いてみると、何と火坂雅志講演会をやっています。無料で入れるようです。

講演をやっている本堂はいっぱいですが、外にテントが張られ、大きなモニタもあって聴講させていただきました。

講演はちょうど始まったばかりのようです。自分も天地人まではお名前すら存じ上げなかったのですが、綾小路きみまろ同様、苦節20年を重ね、大河ドラマに天地人が採用されたときの逸話から始まって、火坂先生の著書覇商の門の主人公であり、今井町の出身といわれ、信長の茶頭を務めた今井宗久のお話を聞かせていただきました。天地人で、秀吉を演じた笹野高史さんの秀吉そっくりさ、家康を演じた松方弘樹さんの魅力などのお話も交えた、興味の尽きない講演会でした。

講演会が終わるとサイン会、外のテントにいただけに2番目にサインをいただくことができました。感激!

帰り道は同じ近鉄ではつまらないので、JR桜井線、今は万葉まほろば線というそうです。

今井町から歩いてスグのところの畝傍駅、趣ある大きな駅舎ですが、無人駅です。

奈良経由か王子経由かどちらか先にやってきた方に乗ろうとしたら、5分ほどで奈良行がやってきました。めったに乗ったことのない105系電車2両編成。ワンマン運転で、畝傍駅では後ろのドアは開かず、慌てて前の車両に駆けこみました。

巻向(まきむく)、櫟本(いちのもと)、帯解(おびとけ)、京終(きょうばて)と難読で趣きのある駅が続きますが、帯解は父方の祖父の実家があったところです。

たぶん幼稚園の頃ですが、この祖父の実家の近くの田んぼで「はまった」記憶があります。どこに「はまった」かというと、そうサイアクのあの場所です…

その頃の趣の残る沿線風景の桜井線です。

奈良駅に到着、JR奈良駅は全く新しくなっていました。乗ってきた電車の2両目です。これどっかで見たことある、と調べてみたら、常磐線緩行線千代田線直通用103系を改造したものでした。意外とまた自分とつながってしまいました。

高架線から春日山が見えます。

天王寺に着いたら、日本最高齢現役電車がいました。

疲れたので、おからで一杯。