赤川鉄橋は自転車で
JR城東貨物線の淀川橋梁は通称赤川鉄橋と呼ばれ人道橋が併設されている全国的に例を見ない鉄橋です。おおさか東線が新大阪延長工事のため、残念ながら人道橋は10月31日で通行止めになってしまうことになりました。
いよいよもう通れなくなるということで、昨日また訪ねてきました。以前訪ねた時の画像と合わせて記録しておきます。
興奮してしまい思わず指がうつりこんでしまった部分を削除したためちょっと小さな動画になっています。ホイッスルの音がバッチリなので捨て切れませんでした。10月6日撮影。
人道橋部分には鉄板が敷かれています。この鉄板の繋ぎ目のために自転車で橋を渡ると、ガタンガタンとまるで機関車の運転をしている気分になれます。淀川からの風とこのガタンガタンの音が絶妙のコンビネーションで超心地いい!
そして昨日の様子です。手前のふたりは同行の鉄仲間、列車の通過を待つ間も鉄談義で退屈することがありません。後半部分は河原に降りて撮影してみました。
春に訪ねた時の写真です。この日はEF210の重連でした。まだ人が少ない!3月9日撮影。
風も殆どない日で、穏やかな淀川を砂利運搬船がゆっくり走っていきます。
東淀川区側から吹田方面の築堤です。
昨日の赤川鉄橋は既に自転車では殆ど渡れない状態になっていました。鉄ちゃん以上に、地元の人たちが多いみたいです。マスメディアも複数取材にきてました。河原では何故かフラダンス。
旭区主催の「さよなら赤川鉄橋」というイベントです。ストリートミュージシャンというふれこみでしたが、やたらと上手い。調べてみたらX+というユニットで結構メジャーなようです。
橋の上はどこの有名観光地?という状況でした。ちなみに人は通れなくなるものの、橋が取り壊されることはなく、貨物列車はこれまで通り走る訳で「さよなら」はちょっとおかしいです。
東淀川区側まで歩いて渡りました。吹田方向の築堤は切り崩され、既に複線化工事が始まっていました。
パノラマモードで撮ってみました。上流の菅原城北大橋まで、ここから約1kmあります。人道橋が閉鎖されるとその橋を通ることになるそうです。東淀川区側には淀川キリスト教病院もあり、自転車で旭区から通院するといった人たちも少なくないはずで、地域の人たちにとってはかなり不便になります。代わりの人道橋を架けるという計画もあったようですが、市の予算から見送られてしまったそうです。
で、ここまで書いてはたと気が付きました。大正区にある市営の渡船、あれをここでやればいいのでは?橋を架けるよりも圧倒的に低予算で実現できるはずです。ぜひ市には検討してもらいたい、橋下さんよろしくです。
せっかくなので、落合下渡の動画をアップしておきます。
自転車で川を超えることができる渡し船です。このアイデアかなり行けそう。