練習艦せとゆき
海上自衛隊阪神基地隊サマーフェスタ見学に行ってきました。
この日のために呉からやってきた練習艦「しまゆき」と「せとゆき」、いずれもこの3月までは護衛艦だったのが練習艦に、またいずれも練習艦としては海上自衛隊初の女性艦長が率いています。
乗船見学したのは岸壁に横付けされた「せとゆき」、基地内の芝生のところではヘリコプターの救難訓練が実演されていました。
乗組員の敬礼に迎えられ、艦内へ。艦内から見上げたレーダー塔、前方甲板から見上げたブリッジ、艦尾に翻る旭日旗です。東日本大震災の救援活動でも大活躍しています。
前方甲板に設置された76mm速射砲と対潜ロケットランチャーです。
ラッタルを昇ってブリッジへ。手旗信号の旗でしょうか。ブリッジの脇には遠くまで見えそうな双眼鏡、その向こうは「しまゆき」のブリッジ。
ラッタルから子供がおもちゃを落としました。すると誘導係の海士さんが素早く駆け寄ってきておもちゃを拾って手渡していたのですが、その行動の迅速さ、身軽さにビックリしました。
「しまゆき」の向こうは東神戸大橋、橋の下に懐かしい甲山がくっきりと覗いています。
ブリッジの中はこんな感じ。
ブリッジにはびっしりとアナログ機器並んでいます。
「と~りかじいっぱ~い!」
付近の海図が広げられ、レーダーも見せてくれます。
艦長席に座り、艦内で購入した「せとゆき」のキャップを被って、双眼鏡でポーズをとるジブンです。頭の中では「宇宙戦艦ヤマト」が鳴ってました。古代や島ではなく、沖田艦長にずっと近い世代になってしまっていました。
艦長席には赤と青のシートカバーが掛けられています。二佐の階級の席を証するものだそうです。当艦の艦長、東良子二等海佐の席、大変失礼しました。
「しまゆき」の艦首部分と岸壁から見た「せとゆき」です。
陸海空に関わらず自衛隊の見学は始めての経験だったのですが、とにかく文句なくカッコ良かったです。ジブンは子供の頃から集団行動が苦手、忍耐力にも全く自信がないだけに、自衛隊員という選択は全くなかったのですが、ジブンよりずっと若い艦長がこれだけの艦を率いている時代になっているとは・・・
頼もしさを実感、しっかり税金を払わねば、と十分に感じさせてくれた見学でした。