七夕ビアトレイン

最近鉄道会社主宰のイベントに結構ハマってます。昨日はいつもの呑み仲間のみんなと近鉄主宰の七夕ビアトレイン、ルートは京都発京都行のこんなコースです。

キモは普段、京都-伊勢志摩特急しか通らない新ノ口連絡線と、普段営業列車が走らない八木西連絡線を通るところです。

まずは京都駅入線シーン。

京都寄から2592-2461-1381-1211という編成で、2430系と1200系という異なる形式が普段から一緒になって走っている編成だそうです。ところがこの編成、奈良線、京都線、大阪線のいずれでもなくて名古屋線を走っている編成です。なので車内には馴染みのないこんな路線図が・・・

この写真を撮影しているのは京都線上ですが、京都線橿原線奈良線は記載されておらず、難波もありません。

車内ではロングシートの間に会議用のテーブルが置かれています。京都を発車してさっそくカンパ~イ!ビアトレインなので生ビールサーバーが4輌編成1輌に1台ずつ積み込まれています。その他にチュウハイ類も充実、それと特上牛肉弁当がついてきます。

さらにみんなが持ち込んだ焼酎、日本酒、ワイン、なんでもありぃです!特上牛肉弁当、さすがにお肉が柔らかい。

祝園付近で学研都市線と並走、見慣れた京都線の風景が、このビアトレインからだと全く違って見えるから不思議です。クロスシート車輌が大好きで近鉄の現役車両では圧倒的に5200系が好きなんですが、こういうBBQパーティーみたいな盛り上がり方はロングシートじゃなきゃできないですよね。つり革にぶら下がって飲んでもいいし、酔っ払ったらロングシートにゴロリ、ちょうど昔のB寝台と同じくらいの幅です。

上本町の鉄道バー「駅」自慢の近鉄のサボ(行き先表示板)たち、後ほど榛原到着後の撮影会で大活躍します。

阪神1000系とすれ違って、大和西大寺に到着、ドアが一斉に開いて、ホームの人たちの視線にさらされることに。多少の優越感と、それを少し上回る恥ずかしさ・・・。過去にない経験です。

大和郡山の「金魚畑」が広がります。この付近は自分の祖父の実家があったあたりで、自分にとってもすごく馴染み深い土地です。

新ノ口の連絡線へ入ります。かつてこのすぐ近くに大きなおもちゃやさんがありました。そこの社員だったので、この近くへはよくやってきたのですが、そのおもちゃやさんも隣の教習所も今や跡形も見当たりません。

新ノ口連絡線から大和八木を抜け、榛原到着、ここで約30分の休憩です。

さあ、「駅」のサボが現役復活です!普段お店にあるサボたちとやはり輝きが違います!できれば頭のところの回転幕が取り外せたら最高ですが、これ以上ゼータクいっちゃダメですね。ちなみに反対側の1211にはサボとりつけ金具は無いので、2592にこの取付金具が残されているのは有難いことです。

榛原から八木を「通過」して五位堂へ、五位堂で折り返して、八木西連絡線に入ります。

左から寄ってくる線路はさっき通った新ノ口連絡線です。八木駅が見えてきた所で、渡り線から上り線に入り、さらに八木西連絡線に入ります。なんと踏切があるんですね。めったに電車の通らない踏切のはずで、ご近所の方はビックリしたでしょうね。

橿原線との合流地点は八木西口駅、この近くに今井町があります。ここ、超オススメの観光スポット、4年前の今井町レポートです。ちなみにこの八木西口駅、急行も停車するのですが、独立した駅じゃなくて、八木駅構内扱いという不思議な駅です。

橿原神宮前到着、ここで最後の折り返し、大和盆地らしい美しい田んぼの緑を眺めながら、京都へと戻ります。自分は途中西大寺で失礼させていただきました。