早朝植物園
府立植物園が夏の早朝開園かつ朝顔展開催で今日は7時開園。今の時期のお出かけは、①朝早く出かける、②標高の高いところへ行く、③クーラーの聞いてるところ、の3つの方法しかないのですが、①が可能です。
コレクション展の4階ロビーからの眺め、向かいは京都市京セラ美術館、歌川国芳展開催中ですが、既に愛知県美術館で見ています。
重なったお堂は南禅寺の山門と法堂です。
MoMAKマスターズという自館コレクション展です。展示室の隅っこに楠部彌弌彩埏清晨花瓶(昭和58年)、アジサイの花びらが盛り上がっています。色のついた粘土を薄く塗り重ねる彩埏(さいえん)という独自技法による楠部彌弌(くすべやいち)晩年の作品。透明感のある青磁のような薄い緑色のベースも薄く平らに施された彩埏の層らしい。
東山粟田口の窯元の生まれで、京都市立陶磁器試験場付属伝習所に生徒として入所。河井寛次郎が技手、濱田庄司が助手として陶磁器試験場に勤務する少し前らしい。楠部は試験場を卒業後、実家のすぐ近くに自身の工房を構え作陶家集団「赤土社」を結成し陶芸確信運動を巻き起こす一方、工房での研究を終えた河井や濱田とも深い交流関係があり、民藝運動の影響を色濃く残す作品も制作していたものの、洗練された独自の装飾美を求め民藝運動から離れているらしい。一点を見ただけですが、また気になる陶芸家に出会ってしまったようです。
モネの積み藁、ジヴェルニー、朝の印象(1889年)は撮影NG、寄託作品のためと思われます。WikiArtにPrivate Collectionもパブリックドメイン画像が見つかりました。
モンドリアンの作品が3点。 抽象画になる前のヘイン河畔の樹(1903年頃)、コンポジション プラスとマイナスのための習作(1916年頃)、コンポジション(1929年)。
速水御舟 草花図(昭和7年)、大輪のモミジアオイとトロロアオイの下にひっそりとヨメナ(?)。40歳で急逝するまで、常に新しい画風に挑み続けた天才日本画家。
横山大観 飛泉(昭和4年)、大観の代表作に「那智乃瀧」があるものの、この滝は「眼で描く芸術よりも心で描く芸術」を志した大観の心象風景らしい。「那智乃瀧」は足立美術館所蔵なので見ているはず、記憶にないものの、足立美術館庭園のポンプで汲み上げている不思議な滝はこの「那智乃瀧」をモチーフとしていて「亀鶴の滝」という名前があると分かりました。
四条河原町に戻り、ロココさんでいっぷく。漸くねこづくし展チケットのお礼を言うことができました。
40℃近いはずもいつもと変わらない四条河原町の人通りです。まだ2時半ですが、朝早かったので帰ります。