上町のオッサンの鳥鉄日記
すっかり足が遠のいてしまった御城へ。季節なのでうまくすれば青い鳥や黄色い鳥に会えるかも知れません。ブログ投稿はちょうど1年ぶりです。
自転車に乗らなくなったのが御城から足が遠のいた大きな理由、歩いて行くか、バスにするか迷って地下鉄、1駅乗って谷六乗り換え、1駅乗って森ノ宮へ。近所から消えてしまったやよい軒でブランチ。やよい御膳に納豆追加です。エビが2尾に野菜の天ぷら、蒸し鶏とわかめ・オクラのポン酢和え、焼き鯖、牛すき焼き小鉢、天ぷら以外はサイドメニュー大集合御膳ですが、何から食べようか悩めるのがとても楽しい。おかわりは1回だけにしておいたものの、何杯でもいけそう、ここの牛すき焼き小鉢の味がかなりお気に入りです。
森ノ宮口から入ってボーネルンドの手前にまだヒマワリ。
あまりに暑すぎて今年はヒマワリを見に出かけることもなかったのですが、9月も末になって綺麗なヒマワリを見ることができました。
市民の森の藪の中のヤブラン。ヒガンバナもポツポツと。
青屋門南側の小さな花壇のガウラとコスモス。ペンタスにチャバネセセリ。
青屋門は戊辰戦争や空襲で度々消失、昭和44年に再建されたもの。左へ曲がると黄色い葉っぱばかりの梅林。
梅林に入ると必ずチェックする月影のジイさん、元気に立ってます。梅林のヒガンバナ。
シロバナマンジュシャゲが美しい。
玉造口を入り、神社裏へ向かうところの石垣、何ら説明板も立っていないのですが、この場所の石垣です。直線で切りとられた大小様々に石がパズルのように組み上げられています。当たり前のように何度も通っているのに、こんなに美しいことに初めて気づきました。江戸時代初期のものと思われます。
重要文化財の一番櫓です。石垣は上掲の方がずっと美しい。
神社裏のエナガ。
エナガとコゲラ。
桜門をくぐって本丸へ上がるのはずいぶん久しぶり。
天守右下で横断幕を広げ記念写真の団体さん。ズームしてみると「〇〇〇〇股份有限公司、大阪5日遊」とあって、背景は三年坂と清水寺、しっかり日の丸も描きこまれています。台湾企業の社員旅行のようです。老若男女みんな素敵な笑顔なのでクローズアップを投稿したいところですが、控えておきます。ようこそ!大阪へ。
本丸の喫煙者は開放感もそのまま。天守閣へ入る行列は万博パビリオン並み。
白いテントは天守閣入館の行列の人たちのため。
金蔵の隣に新しくできた豊臣石垣館は天守閣と共通入場券。天守閣へ無料で入れるはずの65歳以上大阪市民はどうすればいいか分からず諦めます。
天守閣の東へ回ると人っ子ひとりいなくなります。その東側の眺め、森ノ宮車庫の向こうに黒いビルは、9月24日に開校したばかりの大阪公立大学森ノ宮キャンパス。13階が展望テラスになっていて、どうやら公立大生以外でも入れるようです。天守閣だけでなく、JRと大阪メトロの森ノ宮車庫を眺めるには絶好のポイントかと。
山里丸側からの天守閣、この石垣を上るバカが増えていると聞くのですが、石垣の上に並ぶ小さな窓は、石を落とすためのものだったかと。
飛騨の森も久しぶりに歩いてみたものの、水場に現れたのはシジュウカラだけ。
ダブルツリーバイヒルトンの石垣、この付近から出土したもので、旧淀川と合流していた宝永年間に付け替えられる前の旧大和川左岸の護岸用石垣だったらしい。ダブルツリーバイヒルトンの寝屋川側に通り抜けのできるテラスが設置されていました。
相変わらず鳥たちとの出会いは少なく、バードウォッチングとしてはあまりそそられなくなったものの、石垣をめぐるだけでもまだまだ面白い発見がありそうな大阪城です。