炎天下の万博公園

めっちゃ暑いけど万博公園へ。

今日は千里中央経由にしました。御堂筋線はやっぱ混んでてキショいです。改札を出るとタバコの吸える喫茶店を見つけたけどモーニングをやってなさそう。ちょっと先にもう1軒タバコの吸える喫茶店、モーニングもやっていたので入ってみるとタバコは電子タバコ限定、モーニングのサンドイッチを口に押し込んでさっさと店を出ました。

千里中央経由にしたのは駅からすぐの千里東町公園の長谷池に行ってみたかったから。

そこそこスイレンが咲いているものの地味です。目の前に止まったのはウチワ部分に三日月がないのでタイワンウチワヤンマ。

池の南側に「こぼれび通り」、こもれびとちゃうんか?と頭の中でツッコミを入れたらしっかり隣に命名の由来が掲げられていました。なかなかノリのいい豊中市です。

虫よけスプレーを買っておきたく、ドラッグストアを検索すると現在地付近に何軒もあるのですが、いずれもビルの中にあるらしくなかなか見つけられません。千里中央駅周辺は数多くのビルがペデストリアンデッキで繋がっていて自分的には梅田以上にダンジョン、漸くイオンを見つけテナントのドラッグストアにたどり着けました。

モノレールで万博記念公園駅へ。

このところ西口から入って東口へ抜けるばかりだったので中央口からは久しぶり、太陽の塔の顔も久しぶりなのでドアップで。

2025年の万博の準備がどうも上手く行っていないようですね。自分も今のところあまり興味は無いのですが、太陽の塔のようなインパクトのあるシンボルが登場したら行ってみたくなりそうです。

オオシオカラトンボです。全然人がいないけやきの丘。

水の流れが坂道と逆行する中津道。中津道から上津道へ、メジロが写ってました。

もみの池、もみじの滝、ビオトーブ、水草の池、ひょうたん池と回ってみたけど今日は全部ハズレ。もみじの滝やビオトーブでは何組かのファミリーがザリガニ釣りをやっていました。よほど注意しようとおもったら、バケツに「自然観察学習館」と書かれていて、どうやら公認のザリガニ釣りのようです。調べてみると事前申込制のイベントと分かったものの、生物採取は禁止と喧しく繰り返される園内放送と矛盾してるし、それにアメリカザリガニをイベントのために放流しているのではないかとも推測され、いかがなものかと思われるイベントです。

つばきの森から水鳥の池への道。木の切り株から赤い新芽、モッコクの木でまちがいなさそうです。黄色い小さな花はたぶんヤブタビラコ。

もうひとつの黄色い花は特定外来生物のナルトサワギク。ツユクサが多い道です。

水鳥の池はスイレンらしき葉で覆い尽くされているもののスイレンの花はわずか。水鳥の池の看板には「ハクチョウをはじめ、野鳥のいこいの場になっています」とあります。ここへコハクチョウやオオハクチョウがやってくるはずはなく、可能性としては外来種のコブハクチョウだけですが、自然の森の再生に取り組む万博公園には似つかわしくないアンチョコな看板です。

シオカラトンボがいっぱい舞っている春の泉にショウジョウトンボが3匹。

まじ、誰もいません。いるのはムギワラトンボだけ。

ヒマワリがいっぱい咲いてました。

見ているだけで暑くなる花、ひまわりフェスタというイベントが7月29日から開催だそうですが、もう十分に見頃です。

赤いヒマワリと、ゴッホのひまわりを彷彿とさせる花びらがよれよれのヒマワリ。

一生懸命蜜を吸っているのはたぶんマルハナバチ。目玉焼きのように真上に向かって咲いているヒマワリも。

人が殆どいないので撮れた1枚。フェスタが始まるとこうは行かないはず。

お祭り広場北側の大地の池、万博公園内の水の流れの最下流辺りに位置するにも関わらず、ここがたくさんの池の水源池になっていてポンプで水を放出しているそうです。

みんぱくに行ってみようかと思いつつ暑さでそのエネルギーはなくなり、カワセミ出現率の高い深山の池もパスして、日本庭園のはす池へ。

はす池にはチョウトンボ多数。

さらにチョウトンボ。

ハスの葉に囲まれたコウホネ。前回コウホネを見つけたので探せました。ハスってスイレンと比べるとあまり好きな花ではないもののつぼみを撮ってみました。

この時、水草から顔を出しているのはカエルだとばかり思い込んでいました。黒いカエルで目の後ろに赤い線、見たことあるような気がするけど、と思いつつ帰ってから見直すとカエルじゃなくてミシシッピーアカミミガメでした。

日本庭園の外れにある回転ドアの東口を抜け大阪モノレール。前回シャキシャキに凍っていた三ツ矢サイダーが楽しみだったのですが、今日はシャキシャキじゃなくてせいぜいシャまで。なかなか温度管理が難しい商品のようです。

近鉄バスの日本庭園前へ向かうと、信号を待っている間に阪急茨木市行が行ってしまい、さらにJR茨木止が続いてやってきて信号が変わる前に殆ど空っぽのまま行ってしまいました。時刻表をチェックすると時刻表通りの運行でその間隔はわずか1分、阪急茨木市行は15分ヘッド、JR茨木止は30分ヘッドで、30分毎に1分間間隔を繰り返してます。次のバスまで14分待つだけなので、平均的な路線バスとしてはまだまだ便利な方ですが、炎天下で屋根はあるもののベンチもなく、何とも利用者軽視の運行設定に腹が立ちます。

万博公園のザリガニ釣りといい、近鉄バスのダイヤといい、よほどクレームを入れようかと思ったのですが、それも面倒です。今日は何かにつけてハズレの日、このところマルバマンネングサオオセンチコガネベニカミキリといい思いを重ねていたのでこういう日があってもしょうがないです。