長居植物園北東ゲート
何と明日まで北東ゲートを期間限定オープンという長居植物園のお知らせ。ネモフィラを見に行った時、どのような入場方法になるのかを予想した内、とりあえず期間限定で1の方法が実現したことになります。
御堂筋線じゃなくて谷町線で長居植物園へ。駒川中野駅から1.4km、御堂筋線長居駅からの800mより少し遠いものの、駒川商店街を通り抜けて行けるのは嬉しい。
駒川中野を下りて長いエスカレーターを上るといきなり地上、線路が地下で、改札口が地上の地下鉄駅はかなり珍しいかと。他に思いつきません。
改札を出ると浅い地下道があって、これを潜って左に道路を渡ると駒川商店街です。
午前10時、商店街の照明が点灯、まだ開店したばかりなのに賑わっているお店がたくさん。ここ駒川と京阪の千林、それと天神橋が大阪の元気な商店街ビッグ3であることは間違いないです。額田駅前と同じ、肉の森田屋が見えますが、お弁当はやっていないようです。
商店街を抜けたところにある居心地のいいカフェでモーニング。カフェの名前を確かめるべくマップでカフェや喫茶店で検索しても出てきません。ストリートビューで確認して、RIVTIAという名前と分かったものの、検索してみるとホットペッパーじゃなくてホットペッパービューティーがトップ表示されます。どうやら2階のまつ毛エクステサロンに併設されたカフェらしい。
商店街を出てから長居公園北東ゲートまで600m、長居駅からの道のりのように木陰じゃないのでちょっとキツイです。右手に「水辺の散歩道」というゲートも新しくできていました。
ネモフィラの時にはなかったチケットブースが設営されていて、中には係の人がひとりだけ、短時間で交代を繰り返すシフトのようです。
正門から入った時と違ってどこから回るか戸惑います。とりあえずアジサイ園へ向かうことにしてメタセコイアの林を抜け小池。
アジサイ園です。人が少ないタイミングを見計らって撮ってます。真っ白な大輪のアジサイはアナベル、大好きな品種です。
今日はカメラマンより写生する人たちの方がずっと多いです。
大池のスイレンの脇の空き地だったところはガマが植わっていました。でも、まだ穂が小さい。フランクフルトくらいになるはずの穂が、魚肉ソーセージくらいです。
ベニシジミです。
タイワンウチワヤンマじゃなくてウチワヤンマ、ウチワ部分に黄色い三日月があるのがウチワヤンマです。
大池の小島に変な建物が出現。まだ工事中ですが、以前はわずかにスイセンが咲くだけだった小島へ歩いて渡れるようになってました。何の建物かは不明です。
一面に広がっていたネモフィラはひまわり畑に大変身していてビックリ。まだ苗を植えているところなのに7月下旬には開花するそうです。改装後の長居植物園、かなり積極的な勝負に出ていることが伝わってきます。
バラ園でバラの花がめいっぱい香りを漂わせているのに下草の葉っぱに止まるツマグロヒョウモン。
キッチンガーデンという新しくできたエリアにやってきました。ウラナミシジミです。尾状突起前の黒い斑紋の中の三日月模様は水色と気づきました。ごく一般的な蝶ですが、なんともオシャレ。
キッチンガーデンとはつまりは家庭菜園みたいなもので、農家さんや本格的に家庭菜園に取り組んでいる人からみるとちゃんちゃらおかしいレベルかも知れませんが、長居植物園でこれをする意味は十分あると思います。イネも田植えされていました。
コキアはいまや植物園や公園には欠かせない存在です。
フジバカマも植えられていました。ひょっとしたら秋にはあの蝶がやってくるかも。
見たことのない赤いツヤツヤした木の花はアメリカデイゴ。でいごーの花が咲き風を呼び嵐が来た♪のデイゴとは花の形がかなり違ってます。
植物園西側の外縁にできた水辺の散歩道を歩いてみました。新たにせせらぎを整備したのかと期待したら、10分ほど歩いて全く水辺はありませんでした。もし水とは植物園の大池のことを指すのだとしたら離れすぎ、名前を変えたほうがいいです。
植物園の外も何やらかなり変化しています。工事中の建物はセレッソフットサルパークだそうです。その向かいにもレストラン、ヤンマー直営のお店だそうな。近々オープンできそうな感じです。セレッソもいつの間にかずいぶん強くなって今やガンバと立場が逆転してしまってます。
スケートボード場はすでにオープン、めちゃ上手い小さな女の子が練習中、サッカーだけじゃなくて色んなスポーツで世界レベルの選手を送り出しそうな長居です。地下鉄長居駅へ続くエントランスも工事中。大阪城公園のジョーテラスのような感じになりそうです。
プファーと行きたいところですが、しばしガマン。一駅分歩いて我孫子へ。
JR我孫子道駅ちかくの立ち呑み処よってってぇ~、です。ここの常連で入院中の友人に代わってピンチヒッターで訪ねた次第。生ビール一気でやっと落ち着いて、おまかせで出てきたのがコロッケ。ママさんが大和郡山で掘ってきたばかりのとても甘いじゃがいもです。並んでいるソースはヘルメスソース、ここから近い矢田で作られている幻のソースだそうです。
雲海のロックと並んでるのはやはり大和郡山で採れた三度豆(いんげん)とハチクのてんぷら。ハチクとは淡竹という竹の一種の細長いタケノコ、エグミがなくて柔らかい。お酒もアテも豊富でどれも美味しい。友人がどっぷりハマっているワケがよく分かりました。