6000系でヤマボウシ

富田林の錦織公園へ。

6000系

2階改札からエスカレーターを上がると、なんだ6200系かぁ、と思いきや、なんと前に2両6000系が連結されていました。

片開きドアが締まります。

昭和42年東急車輛製、東急車輛の社紋が初代のレールと歯車の意匠です。6300系(元6100系)や7100系以降の銘板の社紋は現行の東急グループの社紋だったはず。

運転席右側のカブリツキ席は目の前に鞄が3つも置かれて視界が完全に遮られていたので、運転手さん肩越しにカブリツキ。6000系と3回もすれ違いました。まだまだ元気です。

広角で撮ったら片開きドアがずいぶん大きくてビックリ。でも雰囲気は実物以上の伝わっているかと。

金剛駅の片開きドア開閉シーンです。

滝谷駅に到着、後ろ6両は6200系です。

錦織公園

滝谷駅から錦織公園への道、ハナノナアプリをかざしてみます。ムラサキツユクサ、正解です。

アフリカハマユウ?ササユリでは?ググってみるとおしべの色からアフリカハマユウで間違いなさそうです。ユリ科じゃなくて、なんとヒガンバナ科。どう見てもユリですよね。

めっきり見かけなくなったミニストップがありました。棚に並んでいるTOPVALU、ちょっと高いけど美味しいセブンプレミアムの真逆、というブランドイメージがあって手が出ません。とりあえず片手で食べられるはずのTOPVALUじゃないおにぎりを買ったものの、開け口を切るとおにぎりに塗られていたソースがベチョっとでてきて、手を洗わなきゃならないハメに。この辺の実際に消費されるシーンまでを想定しつくした工夫がやはりセブンはすごいんですよね。実は自分もジャスコグループ(イオンになる前)出身、がんばってほしいものです。

ミニストップの向こうに金剛山1125mと大和葛城山959mが広がっていました。切れ目の谷は水越峠516m、縦走するハイカーもいるようですが高低差1000m以上、とても真似できません。

錦織公園南入口です。駐車場が閉鎖されているので、予想通りだ~れもいません。前回は全く無視してしまった赤穂池、思ったよりかなり大きな池です。

ベニシジミです。赤穂池の反対側に奥の池、足元の水辺をカワセミがすーっとコバルトブルーの光跡を残して飛んで行きました。

奥の池からやんちゃの里への道、腰が引けました。階段を上りきると急な坂道、起伏だらけの錦織公園です。

ムギワラトンボです。小さな谷の梢の高いところからキビタキのさえずりが響いているのですが、すがたは確認できず。

オオシオカラトンボです。やんちゃの里ではそこそこファミリーが。クルマで来れないのでごく近所の人たちかと。

ヤマボウシ

前回もやってきた小さなせせらぎの谷の1本の樹木に白い花がいっぱい。写真を撮っていたおじさんに訊いてみても分からずハナノナアプリをかざすと自信たっぷりにヤマボウシと教えてくれました。去年アサギマダラを求めて摩耶山天上寺へ行った時、天上寺はフジバカマじゃなくてヤマボウシで知られる、と分かって以来気になっていた花に期せずして会えたことになります。

開く直前の白いササユリとピンクのササユリ。

樹上にメジロとエナガとコゲラの混群がいるのは分かるのですが、ぜんぜんピントを合わせられませんでした。せせらぎの小さなアジサイとシモツケ。よくみるシモツケより柔らかいピンクが気に入りました。

もういちどヤマボウシを撮ろうとしたら、ステッキのおじいさんがやってきて、ヤマボウシですね、上から撮るといいですよ、とステッキで枝を引き下げてくれました。

樹木図鑑

前回行きそびれた河内の里にやってきました。門をくぐるといろんな一般的な広葉樹が1本ずつ並んでいました。木のことを勉強するにはとても便利、樹木図鑑として1本ずつ幹を撮っておきます。

ケヤキとクスノキ。

クヌギとヤマモモ。

アラカシとモチノキ。

ユズリハとクリ。

河内の里の里の家は茅葺きじゃなくて瓦屋根、水車小屋も水の流れはなくて動いておらずがっかりしたものの、野生と園芸種、いろんな花がたくさん。ドクダミとシランです。

ヤマアジサイとナミアゲハ。

えんじ色の小さいながら高級感のある花はスイセンソウ。米粒のような白い花は冬に赤い実をつけるナンテンです。

きれいに開花したササユリ。ちょっと大きめのトンボがオニヤンマのような止まり方をしました。でもオニヤンマほど大きくはありません。初見のダビドサナエです。

ふつうに葉っぱの上に止まり、ホバリングシーンも撮らせてくれました。

尾根沿いの道を行ったり来たりして漸くたどり着いた今日の目的地の小さな池に到着。公園マップに載っていない黒い池です。期待していたトンボやカエルは見当たらず。

二等辺三角形のガはウンモンクチバです。

前回同様インド料理シタルでスペシャルランチ、チキンカレーと日替わりのうずらの玉子とえのきのカレー、タンドリチキン2本、サラダ、パパド(薄いクラッカー)、チーズナン、ライス、食後にチャイとマンゴープリン。超お腹いっぱい、特にチーズナンはボリュームがあり、普段だとするはずのナンのお代わりはもう無理でした。チーズは大好きなのですが、どうもモッツァレラ系のモチっとしたのは自分は苦手のようです。フロア係さんの行き届いた接客も心地良いお店です。

サンシャイン須賀という国道170号沿いの古びた小さなモールにあり、他にも入ってみたい美味しそうなお店が多いです。

さらに歩く

このまま帰るとブタになりそう(もうなってる?)なので、足は結構キツくなってきたものの、もう少し錦織公園を歩くことにします。

前回は満開だった梅の里です。梅の里の奥へ進むと「樹林のようす」という案内板、さっき一所懸命撮った樹木図鑑の木は1本もありません。樹木図鑑の木は斜面の木にはならないようです。

息を切らせ、みはらしの丘に上ってきました。みはらしが効くのは大和葛城山と金剛山だけで俯瞰はできません。

上の池を目指してみはらしの丘の先へ進むと山道にミシシッピーアカミミガメが佇んでいました。その先、だんだん道がわからなくなって不安になってきたところで、ミシシッピーアカミミガメの背中が見えました。いつの間にか元に戻ってしまったようです。

しゃくなげの谷へとある坂道を下りてみるとしゃくなげの花は完全に終わってました。先へ進むと鬱蒼とした茂みのなかに上の池の池面が少し見えます。

しゃくなげの谷を抜けると広い空間にでてきました。ささごいが出没するような場所ではないのに、なぜかささごいの丘、だそうです。あじさいが綺麗です。

紫のアジサイも。白いガクアジサイかと思いきや、花びら(ホントは萼片)が三角形でギザギザ、中央のつぶつぶも真っ白、ガクアジサイではなさそうです。ノリウツギでもなさそう、不明です。

ヘルスアプリをチェックすると、なんと24000歩、14.5kmも歩いてました。たぶんこの1年内では自己記録更新かと。それに平坦路じゃなくて起伏の激しい坂道の上下、がんばりました。