赤いモ162
年賀状を買いにあべのの金券ショップへ。
てんしば交番裏の駐輪場が大改造されていました。以前は無料だったのですが有料化、かなり広くなって使いやすくなりましたが、付近にいた縁台将棋のおっちゃんたちもいなくなってます。
ひさしぶりにすゑひろのオムライス。昭和な味、気配りの行き届いたフレンドリーな接客、昭和なプライス、昭和な客層、お気に入りのお店です。お兄さん灰皿使います?と訊いてくれるのは二重の意味で嬉しい。
年賀状を買って天王寺駅前駅を覗くと赤いモ162が発車するところ、松虫辺りまで追いかけてみたものの追いつけませんでした。でも今日のモ162運用がわかったのでこれでOKです。
とりあえず松虫で後続の1101形を撮ります。この春に登場した最新型で初撮りです。阪堺の最新型ではあるものの1001型堺トラムとほぼ同型。
阪堺電車で一番好きな撮影ポイント神ノ木駅までやってきました。ブルーの縦のラインが美しい泉北高速3500系がアンダークロス。
堺トラムが築堤を上ってきました。モ162はこの次のはず。
30.3‰を上るツリカケ音を記録のつもりだったのですが、ツリカケ音を録るなら勾配のとっつき付近でないと、と撮ってから気づきました。
あっという間に行ってしまいました。黒っぽいダークグリーンだったモ162は、筑豊電鉄と阪堺電車のコラボ企画で筑豊電鉄の西鉄北九州線時代のカラーリングに塗り替えらました。ネットで見た時にはどうもこれは、という印象だったのですが、実際に目にするとそんなに悪くないです。
高野線を6000系の各停がやってきました。近鉄瓢箪山みたいな配線の住吉東駅に到着。かつては汐見橋線の電車はここまで来て折り返していました。
モ162に続いてモ505が築堤を上ってきました。泉北高速5000系と交差。
6000系河内長野行普通が発車します。コルゲート板が美しい。黄色と青のラインがなければさらにいいのですが。
堺トラムでアングルを確認、この次がモ162です。
踏切をこうや号が通過。ちょっと日差しが弱くなってきたものの何とか大丈夫っぽいです。
ツリカケ音を響かせながらモ162。赤も悪くないけどやっぱり南海グリーンにニス塗りに戻してほしいな。
6分後にモ505。僅かな時間の間に空色がずいぶん変化しています。モ505のこの金太郎塗りは大好きなのですが、筑豊電鉄色にするなら間違いなくモ501形の方が似合っていたと思います。
帝塚山でなんとシトロエン2CV、この町に似合いすぎです。VWビートルと並ぶ名車、さぞかしメンテナンスが大変だと思われますが、空冷2気筒のエンジン音を響かせながら快調に走り去りました。
今日も「岡崎屋質店」ばかりが目立ちます。正面からだと水色と黄色がもう阪堺の標準塗装と言えそうです。
松虫まで戻ってモ162を待ち構えます。専用軌道と併用軌道をつなぐこのS字カーブは何度みても萌えます。
円板の副標には「筑鉄電車X阪堺電車、共同PR企画…」とあるのですが、文字が多すぎ、フォントが小さすぎ、ぎゅうぎゅうのレイアウト、よほど近寄らないと読み取れないのが残念。「筑」の一字だけとかにすればいいのに。
ちなみに筑豊電鉄側でも阪堺色の電車が走っているということは無いようです。10年ほど前、都電荒川線とのコラボでモ502が都電色(黄色に赤帯)に、都電でも7500形7511が阪堺色(南海グリーンとニス色)で運行されて、都電色のモ502は3年くらい同じ色で走ってました。
ハルカスとモ162、阿倍野に到着。
天王寺駅前駅に収まりました。浜寺から1101形が帰ってきて年齢差92のツーショット。