だるま夕日

承前、3000系アルミ車のクロスシートで次の目的地へ。

新型の6000系よりよほど快適な昭和の電車です。

別府鉄道の保存車両も見てみたかったけど駅から遠いのでまたの機会にして、直通特急で山陽垂水まで乗って霞ヶ丘へ引き返します。

五色塚古墳

霞ヶ丘駅から10分ほどのところの五色塚古墳です。4世紀末頃の古墳時代中期の築造と推定されています。管理事務所に立ち寄るとビデオを流してました。この前見た番組です。再放送されるんですよ、と教えてくれたのですが、これ見たから来たんです、とお答えしておきました。

上へ登ると明石海峡大橋、手前を山陽電車。午前中に来ると景色が全然違うかと。周囲に並べられているのはドラム缶ではなく埴輪のレプリカです。

遠く友ヶ島も見えます。前方後円墳の後円に上ってみます。

眼前に須磨アルブスが広がりました。須磨浦山上遊園のリフトまでよく見えます。

後円から明石海峡大橋。

後円から前方への階段です。前方部分は台形のはずですが長方形に見えます。航空写真で確認するとやはり台形です。どうやら後円側から見た時にまっすぐ見えるように設計されているようです。古代の人の知恵にビックリ。

西側の小ぶりの円墳は小壺古墳。全体が丁寧に葺石で葺かれている五色塚古墳に対して土に覆われていています。いずれも綿密な調査に基づいて復元されているらしく、古代もこういう姿だったようです。

線路を挟んで向こう側はマリンピア神戸。

山陽電車とJR山陽本線が並行してて頻繁に電車が行き交います。

関空沖を行くコンテナ船、その向こうはりんくうゲートタワービル。阪神8000系が通過。

喉が渇きました。5000系普通に乗って新開地でプファー。

Kansai Thru Passがあるので久々に神鉄に乗ってみたいとも思ったものの、快晴なので舞子へ引き返してみることに決め、改札に戻ろうとすると、立呑のニイチャンが走ってきました。カウンターにiPhone忘れてました。ニイチャンありがとう!

舞子の夕日

舞子にやってきました。日没まであと少し。なぜかカメラマンが全然いません。

ジェノバラインのまりん・あわじが明石港に到着です。家島諸島の島影は浮島現象がきつくてもう何島なのか判然としません。

夕日は一旦雲の陰に隠れました。浜辺に沿ってJR神戸線の普通、上段に新快速が淡い夕日を浴びて疾走。

夕日は雲を通り抜けて再び顔を出します。

まりん・あわじが岩屋へ向け出航して行きました。

海面に光が写り、ほどなくくっつきました。

だるま夕日の完成です!

おひさまの真上に鳥が飛んでます。

だるま夕日は一瞬だけです。

おひさまは楕円形に。

楕円形が宙空に浮きます。

あ~消えそうです。消えました。5時48分。

エスコート船 東洋117総トンがやってきました。沖を行くのはジャンボフェリー。

明石海峡のような狭くて混み合う海域で大型船を誘導、万一のために放水銃を備えています。

東洋が明石海峡大橋を通過。体操をしていたおじさんがここが橋の真ん中や、と案内してくれた位置から明石海峡大橋。

明石海峡大橋を西側から。移情閣の上に月、丸く写ってますが、十日夜の月くらいです。

名門大洋フェリーのきょうとII 9731総トンが門司へ向かいます。

日没から30分ほどして夕焼けが広がりました。