海の日はトビハゼ

海の日、去年と同じ場所へ向かいます。去年の同じ日の和歌山は34℃、大阪は36℃、今日は30℃超えるか超えないかくらいで、去年がいかに異常だったかが分かります。

いつも長蛇の列のなんば駅2Fサービスカウンターじゃなくて、3F特急券売場だとほとんど並ばずに和歌山観光きっぷサザン指定券付き往復版を難なくゲット。

天気予報は二転三転、出かける直前の後出しジャンケンでは曇りマークが並んでいたものの、岸和田辺りから晴れ間が広がって来ました。

泉佐野は快晴、男里川の沖には関空もくっきり、尾崎で下りたくなったのをがまん。

和歌山市駅には初見の227系1000番台、新車を導入したのに相変わらず日中1時間に1本、片道7分しかかからなので、遊んでる時間の方がずっと長いです。隣に赤いめでたいでんしゃが入線、こちらも初見。

和歌山市駅駅ビルの完成はまだ先ですが、駅前の観光案内所がまだ新しい建物なのに半分にぶった切られ、待合所部分が無くなってました。

不老橋バス停で下車、和歌浦干潟です。ほぼ大潮で干潮のピーク。

いつものように石段を下りて観察開始、目が短いのはたぶんカクベンケイガニ。

もちろんヤマトオサガニもいます。

干潟の島、妹背山へは工事中で通行止めになってました。三断橋に穴が開いていて、欄干が全て無くなっています。去年の台風21号の被害です。江戸時代初期に架けられた歴史的建造物で復旧には時間がかかるはず、そのため三断橋の脇に仮の道を造成しているのですが、流れが土嚢で堰き止められてしまっています。内側の干潟の生態系の変化が心配です。

がっ、その内側の干潟にいました、マッドスキッパー!背びれを立てたトビハゼが撮れました。周りにはヤマトオサガニがうじゃうじゃいます。

ハクセンシオマネキもいます。左大鋏と右大鋏。橋の工事の影響は特に無さそうに見えます。

あっ、また背びれを立てています。基本的に威嚇ポーズですが、何に怒っているのかは不明です。うじゃうじゃとはいませんが、そこそこの数がいます。

体の模様はかなり個体差があります。真正面からのトビハゼも可愛い。

石段のところに戻り、じっくり観察してみるとこちらにも。

不老橋の運河にもいました。ちょっとだけゴロリン。

穴を覗き込んでは次の穴へと移動しています。どうやら自分の巣穴がどれなのか分からなくなったようです。

穴を覗いていると奥から穴の主がでてきてビックリ。漸く空いている穴に入り込みました。

穴の中で向きを変えて顔を出すと、穴の主が帰ってきて追い出されてしまいました。

別の子がゴロリンしてくれました。やはり死んだふりに見えます。

ヌルっとした感じが撮れました。これだけのヤマトオサガニに囲まれて動じないのは大したものです。

白いヤマトオサガニ?と思ったらびくとも動きません。脱皮した抜け殻です。

ハクセンシオマネキがいるのは、三断橋内側の干潟だけ、男里川河口もそうですが、なぜか広い干潟の中でも生息域が限定的です。

和歌山といえばやはりイソヒヨドリ。妹背山北側の堤防でも水辺へ下りられる場所がありました。ヤマトオサガニがびっしり。

立派な体格のカクベンケイガニです。

さっきのとはたぶん別のイソヒヨドリ♀が可愛いポーズ。

堤防から内側を覗くと今日もチヌみっけ。バスに乗って丸宮本店で和歌山ラーメン、元車庫前丸宮ですが、今は競技場前丸宮です。

競技場前から海辺へでると浜の宮海水浴場、浜の半分くらいが仕切られて北側はウィンドサーファーがいっぱい。その北側には片男波の防波堤の先端、2年前、あそこまでチャリで行ってます。

防波堤の左側は雑賀崎とその沖の双子島、防波堤の右側はさっきまでいた和歌浦干潟です。

ウィンドサーフィンもビギナーと上級者の違いは一目瞭然、中でもこの2人はめちゃ上手くてジェットスキーよりずっと速いです。

浜の宮から海南方面へ古めかしいトンネル、大正14年開通の毛見隧道で42号線の旧道だそうです。トンネルを抜けたちょっと先に和歌山県立自然博物館がありました。470円と安いので入ってみることにします。

長居の自然史博物館みたいなものかなと思っていたら、いきなり巨大水槽にドチザメとかアカウミガメとか。

小さな水槽が並んだ展示もかなり充実、キリンミノカサゴやチンアナゴもいました。

トビハゼの展示もあります。ちらっと見えたけど水槽の奥に隠れてしまいました。今日いっぱい会えたけど、和歌山県でも国でも準絶滅危惧種のトビハゼです。東京都や大阪府では「準」の付かない絶滅危惧種です。

書籍コーナーにあった和歌山の生き物を紹介する冊子を手にとってみると、チゴガニやコメツキガニの生息地の紹介、丸宮本店から歩いてきたルートをちょっと外れた辺りです。もう一度トンネルを抜けて引き返してみたものの、既に満潮、どっと疲れが出てきました。

JR和歌山駅まで戻ってきました。駅すぐ脇の酒一が安くて美味しいのですが、クタクタなので同じ経営で座れる多田屋にしました。

バスで市駅へ移動、青いめでたいでんしゃが発車するところでした。次のサザンはプレミアム、コンセント付きのこれで帰ります。