大阪駅へーほー

飲み友達、たけちゃん主催の大阪駅へーほーツアーに参加してきました。大阪の身近な場所の知らないことを色々教えてくれるツアー、そのコンセプトやツアーの様子の詳しくはホームページでどうぞ。

まずはLucua1100のネーミングの秘密を教えてもらって、へーほー。1/300の模型があります。昨日で運行を終了した1番線には201系じゃなくて、103系が見えます。

環状線ホーム上に並ぶ大屋根を支える柱の秘密を教えてもらって、へーほー。

駅北側にほとんど人通りのない広い通路があります。先へ進むと10番線、11番線の上と分かります。

右手の急な階段の向うにウメキタの工事現場が広がっています。つまり上述の広い通路はウメキタ開業時に大阪駅からの乗換通路になるようです。

階段を途中まで下りると、向こうにある大阪ステーションシティの駐車場とつながった道路、走っている車は駐車場からLucuaに送迎する無料シャトルサービスで、道路自体がほぼこのシャトルサービス専用状態です。

この風景見覚えがあります。旧11番線がそのまま残されているとは知りませんでした。どうやら、かつて急行きたぐに(客車列車の頃)でスキーに向かったホームのままです。急行立山や急行ちくま・くろよんも11番線だったはず。でも日本海やつるぎ、それに銀河も10番線だったかと。つまり寝台列車は10番線、自由席主体の急行は11番線と使い分けていたと思われます。

この旧11番線にはないものの、新しい11番線には荷物運搬用のエレベーターが残されています。このエレベーターからホーム下を横切って桜橋口側にあった中央郵便局とつながっていたはずです。このエレベーターの周りに郵袋や鉄道小荷物が満載された連結台車を牽くターレットが屯していた光景も記憶にあります。

ところで旧11番線が廃止されたのになぜ今も11番線があるのか、現在の1番線、2番線はかつて環状1番線、環状2番線で、つまり6面13線だったのが5面11線に縮小されてしまっている訳です。さらにその前、環状1番線、環状2番線は、-1番線、0番線だった記憶があります。

旧11番線から階段を下りると、あれま高速バスの1番のりばに出てきました。先発はグラン昼特急東京行、次発は北陸道グラン昼特急富山行、今も11番線の歴史を引き継いでいるようです。

交差点の向うに荷物用エレベーターの搬入口、さらに向うには昔の高架橋も残されています。

グランフロント前に階段の滝と緑のクマ、グランフロントへ用事の時は阪急の方から来るので全然気付きませんでした。

中央コンコースに迷路があるとか、照明が柱ごとに違っているとか、へーほーの連続。桜橋口近くのカラフルにライティングされた柱、実はこれ時計になっていて現在時刻11時20分を表しています。なぜこれが11時20分なのかは、ぜひ、たけちゃんのびっくりへーほーツアーに参加して謎解きを楽しんでください。ちなみにこの柱、どうやら大屋根を支えてる柱の足元のようです。

へーほーしながら時空の広場へ、さらに上層階へエスカレーターで上ります。さらに上へ行けることすら知りませんでした。

エスカレーターを上りきった13階風の広場、梅田貨物線が単線になる直前でEF66牽引の貨物列車が対向列車を退避しているのが見えます。雨は上がり少し青空が。

ここからさらに上へ階段を百数十段上ると天空の農園、なんとぶどう畑が広がっていました。梅田ワインができそうです。

見たことのない角度から環状線外回り電車、北側には淀川、雨が上がったばかりで宝塚辺りの山並みがくっきりしてきました。

阪急新淀川橋梁もこの角度からは初めて。優美な三角錐は能勢の三草山です。

あっという間のへーほーツアー、学生時代、北コンコース(中央口から阪急へ抜ける通路)にあったコーヒーショップでバイトをやっていた当時とは全く様変わりしてしまったものの、それなりに当時の面影を彷彿とさせる趣きも残っているように感じます。知ってるつもりの大阪駅、知らないことがいっぱいでした。

APPENDIX

天気が良くなってきたので大阪港へ、Quantum of the Seasの姉妹船Spectrum of the Seasが入港しているはずです。

シーサイドコスモに到着、Spectrum of the Seasは旋回せずに着岸していました。Quantum of the Seasのような赤いクマは乗っていないようです。

この角度だけじゃつまらないので、天保山へ。大阪港駅前に巨大マンションが出現してました。

天保山渡船に乗って反対側から眺めてみることにします。20分ほど待って出港。

Spctrum of the Seas、168,666総トン。Quantum of the Seasと同型船ですが、この4月に就航したばかりの新造船です。

日が差してきていい感じで撮れました。

水面近くからはやはり迫力。