タマちゃんとタマくん
ウチから一番近い田園地帯へ。
10kmほどなので、チャリで行けるものの、第二寝屋川辺りまでの国道があまり楽しくありません。以前利用したことのある八戸ノ里だけじゃなくて河内山本にもレンタサイクルがあると分かりました。八尾市の外郭団体の運営で、他に近鉄八尾、久宝寺口、高安、恩地、JR八尾、志紀、久宝寺、地下鉄八尾南と、信貴線を除く八尾市内全駅にレンタサイクルがあります。もっと積極的に告知すればいいのに。
4番線の5200系高安行普通で出発、3番線の名張行ロングシート急行よりはるかに豪華です。いつも先頭車に乗って運転士さんが友人かどうかチェックするのですが、まだ定期列車では友人の乗務に出会ったことがありません。
河内山本駅に到着。レンタサイクルの駐輪場を見つけるのがちょっと大変でしたが、1日200円で内装3段変速のよく整備されたママチャリをゲット。
恩智川治水池に何とヌートリアが3匹。どうやら子供たちのようです。
ケリっ子がよちよち歩き。
ギョギョシ、ギョギョシ。飛んでるところではなくて細枝で方向転換しているところのオオヨシキリです。
ベニシジミ2題。
葉っぱの陰にギョギョシ、このカメラ、不思議と葉っぱの先にピントが合わせられるのが面白い。
ヤナギハナガサの蜜を吸ってるナミアゲハと、丸まった葉っぱに器用に止まってるオオヨシキリ。一直線上に並んでいるのですが、一緒には撮れません。
タマシギ♀みっけ!おっと、葉っぱの陰にもう1羽。
ちょっと位置を変えてみると葉っぱの陰は♂、腰を下ろしてどうやら抱卵していると思われます。目を閉じたタマちゃん、切れ長でとてもチャーミングな目をしています。
一般に鳥の世界では艶やかなのは♂、地味なのは♀ですが、タマシギは逆、体も♀の方が♂より大きめです。
タマくんが起き上がりました。タマちゃんは卵の様子をチェックしているようです。
タマちゃんとタマくんのポジションが入れ替わり、タマくんは水の中へ。
喉を潤し、脚を冷やして気持ちよさげなタマくん。
ほどなくタマくんは陸へ上がり、今度はタマちゃんが水の中へ。どうやらタマくんは暫しの休憩、その間タマちゃんが卵を見張っていただけのようです。
んー、キモチいい。
タマくんは定位置に復帰。一般の鳥の世界と異なり、タマシギは一妻多夫で、子育ては♂の役割、産卵後♀は別の♂を求めて行くそうですが、このタマちゃんとタマくんは、もう少し愛が深そうに見えます。
タマくんの休憩は僅かな時間でしたが、タマちゃんはたっぷり、のんびり。そーっと、そーっと見守りたいカップルです。
ケリたちがみたことないポーズで寛いでました。表情が幼い感じ、少し大きくなったケリっ子かも。
恩智川を遡り河内山本へ戻ります。大和川の方がずっと近いものの恩智川は淀川水系なので、水の流れは北向きです。
山本のカーブでちょこっと撮り鉄。
5820系の区間準急で帰ります。大阪線のLCカーはすっかり休日もロングシートのままになってしまいました。運転士さんはやはり友人ではなかったものの、この女性運転士さん、ビタッと停止位置に停めていたのが印象的でした。