工事現場のコアジサシ

淀川左岸の工事が気になります。毛馬から大淀野草までポタリングしてみます。

その前にお城、人工川のメダカです。

六番櫓前でキビタキ。

桜之宮公園のひょうたん池、マガモが水中でエッチしてました。

毛馬のヒバリを撮って河口方向へ、上淀川鉄橋を行く287系4連はこうのとり11号。

223系快速をスーパーはくとが追いかけてきました。前後ともウェッジシェイプじゃない貫通ドアのHOT7020形、快速と新大阪同時発ですが、やはり223系にディーゼルの加速力では追いつかないようです。スーパーはくとのカラーリング、コルリによく似ています。

と、すぐさまトラスの中を283系くろしお、こっちは3連増結9連で前後ともウェッジシェイプ。新大阪をくろしおより1分先発のはずが定刻より少し遅れての発車のようです。283系のブルーはカワセミの背中の明るいブルーに近いかな。13時15分頃のこのポイントは要チェックです。

上淀川橋梁をくぐると、ありゃ、通行止め、でも河川敷改修じゃなくて、水道管撤去工事となっています。

少し河口側から土手に上がれる道がありました。土手の上直前の草の色が違う部分がめちゃ急勾配で滑り落ちそうなのをなんとか自転車を押し上げました。

土手に上がって息を整えていたら、京とれいん雅洛、お初にお目にかかります。チョウゲンボウはいなかったけど、苦労して土手の急坂を上った甲斐がありました。連結面近くの車番表記は不要かと。

阪急をくぐって十三大橋の河口側に出ると、この先、淀川堤防整備工事のため立入禁止を実施しています、とのタテカン。でもブロックはされておらず、これまで通り大淀野草へ入ることができました。自分が大淀のターフと呼んでいる一直線の草むらもまだ無事です。オオヨシキリやウグイスの声が響くものの見つかりません。

淀川の川面を下って行くウミネコ(たぶん)、コアジサシもいます。

工事現場の沖を囲むように設置されたフロートにコアジサシが50羽くらい。

フロートの先の方まで並んでいて、オレンジ色のフロートはコアジサシのフンがかなりべっとり。ちょっと休息じゃなくて、どうやらねぐらになっているようです。その先になぜかチュウシャクシギが1羽、片足上げてお寛ぎ中。

飛び出して行ったり、戻ってきたりしています。

飛び立ったコアジサシはいつものように上空でホバリング、垂直降下ダイブじゃなくて、上流側に飛んで行っては戻って来ます。手ぶらじゃなくてしっかり小魚を咥えています。滑りやすそうなボール状のブイの上にも。

このフロート、OKシルトフェンスという汚濁水拡散防止フェンスで間違いないかと。フロートの下にカーテンがぶら下がっていて汚濁拡散を防いでいます。福井県の前田工繊という上場企業の製品です。

小魚を咥えて戻ってくるのもいれば手ぶらで帰ってくるのもいます。コアジサシを写したつもりがジャンプしたボラにピントが合ってました。コアジサシとさほど大きさが変わらないです。

みんなフェンスの内側を向いているのはなぜなんでしょう。対岸はこの前向うからこっちを撮った辺りです。

下淀川橋梁を行くのは289系4連のこうのとり14号、手前にコアジサシとチュウシャクシギがいるので鳥鉄の完成です。

コアジサシの翼長は体長の2倍以上あります。工事のおかげでコアジサシのねぐらができたことは喜ぶべきかどうかは、よく分かりません。

淀川河川公園海老江地区は閉鎖中です。大淀野草地区も一部工事が始まっていて、この向こう側が汚濁水拡散防止フェンスです。可能な限り環境に優しい工事をしてくれているようです。