宮脇俊三三連荘

宮脇俊三さんの本ってなんでこんなに読み心地がいいのでしょうか?いくら読んでも何度読んでも飽きません。この春に3作が河出文庫で再版されたのを少しずつ楽しみながら読ませてもらいました。

Image of 終着駅へ行ってきます (河出文庫)Image of 旅の終りは個室寝台車 (河出文庫)Image of 汽車旅12カ月 (河出文庫)

かつての日本最長距離鈍行山陰本線824列車門司発福知山行、興浜南線-興浜北線-天北線の流氷の旅、青森から大阪までロングラン昼行特急「白鳥」、盛岡発宮古釜石花巻経由盛岡行急行「そとやま」、児島下津井間だけ残っていた下津井電鉄…、もう実現できない汽車旅を存分に楽しませてくれます。

なかでも「終着駅へ行ってきます」は標津線、士幌線、瀬棚線、日中線、赤谷線、妻線、と30年くらい前まだ残っていたこれらの路線に行きたくても行けなかった旅を今になって実現させてくれます。

今はどうなっているのか、出てくる駅や地名をGoogleマップで検索しながら読むと机上でもさらに旅情が増してきます。

自分がこういう旅をしなくなって長いのですが、久々に時刻表を買ってきました。青春18切符ででかけようとはあまり思わないのですが、人の少ない時期、11月とか、2月とかに、どこかへ出かけてみようかと思っています。

この3冊で書かれている線区中残存しているところでは、根室本線の釧路より先や、留萠本線、氷見線、指宿枕崎線あたりが夢を膨らませてくれます。