Google Maps Toolsモジュール
2010/03/01(月)
久々の大型新人登場!って感じのDrupalモジュール、Google Maps Toolsです。
これまでもGmapとLocationモジュールの組み合わせで、GoogleマップをDrupalサイトに実装できていたのですが、ずばりコンペティターだと明言されています。
早速試してみました。管理セクションにGoogle Maps Toolsというブロックが構成され、その中のMaps Presetで、入力用、出力用、Views用のプリセットの地図を設定し、コンテンツタイプとViewsでこのプリセットを呼び出すという仕組みになっています。Imagecacheで画像のプリセットを作っておくのと似た感じです。
プリセットにはものすごい数の設定項目があります。Google Map APIをちゃんと勉強していないので、何を設定していいのか分からず、設定項目のオンオフを繰り返して、思うような地図を作ることができました。極めてスグレモノモジュールです。
特に、CCKとのインテグレーションの安定度、それと日本の地図対応は、Gmap+Locationより優れていると思います。日本語の住所入力で非常に正確に位置をポイントしてくれて、フィールドとして位置情報を持たせることができました。
マーカーや、フキダシ(InfoWindow)のカスタマイズ、それにストリートマップ対応等もできるようですが、その辺はこれから勉強です。
不動産物件情報や、グルメサイト等の制作には欠かせないモジュールになりそうです。
このモジュール作者のxmarket氏はハンガリーの方だそうです。数学に強いお国ですよね。アメリカだけでなく、すばらしいモジュール作者がグローバルに広がっていることも実感します。