小潮の日のメダイチドリ
今日は上弦の月で小潮、太陽の引力と月の引力のバランスが取れて潮の満ち引きが小さく、満潮干潮が1日1回しかない日です。
ユリカモメは行ってしまったようです。先週来た時より水位が高く、中洲東側の岩場は水没しています。
メダイチドリがいました。まだお休み中のようです。イソシギも混じっています。
しばらくみていると起きだして動きだしました。イソシギと比べると頭が大きく、全体にずんぐりしています。
おや、一羽が高いところに登って朝礼が始まったようです。
数えた限りではメダイチドリが9羽、イソシギが2羽です。
走るメダイチドリ。
メダイチドリお風呂に入る。
見張り番。
先に来られていたバーダーさんに、先週コオバシギいましたよね、と先週の写真を見てもらったところ、コオバシギではなく、オオソリハシシギと教えていただきました。大きさが全然違い、嘴の長さも明らかに違います。先週の投稿は、ユリカモメやメダイチドリとの大きさの比較から確認し、オオソリハシシギに訂正しました。
このバーダーさん、もうこの辺を5年近くチェックされているそうです。今日の写真は35mくらい先ですが、潮の加減によって他に降りる場所がなくて、目の前5mのテトラポットの上に止まっていたりすることもあるそうです。
シギチは判別が難しい分それだけ種類も多い、ちょこちょこと飛び回らないので写真は比較的撮りやすい、といったことの他、潮の干満で居場所が変化するのも面白さのひとつかと思います。潮が引いて場所が広がったほうが見やすい、とも一概に言い切れないようです。
鳥見というよりちょっとアカデミックに「観察」という行為をしている実感もあります。今後ここで定点観測することになりそうなので、自分が観察していた時間帯での大阪の潮位をメモっておきたいと思います。
観察時の潮位:4/26 8AM大阪港潮位105cm引き潮
今朝の海老江干潟はここまで。阪神5000系が淀川鉄橋上ですれ違い。
大淀のツバメシジミとツバメシジミ♀。
毛馬の淀川大堰で飛んでいるケリの撮影に成功。