ソーシャル・ネットワーク

 

ソーシャル・ネットワーク、iTunesでレンタルが始まったので早速借りてきました。う~ん、正直言ってなんでこれがアカデミー賞なのか、自分には理解できません。

ストーリーは原作の第1章から第5章あたりまでに紹介された実際にあったエピソードに創作を交え描かれています。

多分ハーバードの頃もそして今もそうであることは間違いないと思いますが、マークのエキセントリックなところばかりが強調されすぎて、エキセントリックで特殊だったからこそフェイスブックが生まれたように描かれているように感じるのですが、それはフェイスブックの成功のごく一部の背景であって、マークの一番のこだわりであるはずの「透明性」とかには殆ど触れられていないのが残念です。

ショーン・パーカー(ナップスターの創設者)とマークの出会いのシーンは、さもあらん、という感じで、マークがショーンに惹かれていくところはいいのですが、ショーンが実際に活躍するところまでは触れられておらず、これも後味があまりよくないです。

フェースブックを知りたい向きには、ぜひともを読んでもらいたいと思います。映画の後の大切な部分はにあります。

観終わってから気がついたのですが、本で読んだまんまのイメージの双子のウィンクルボス兄弟は一人二役をCGでやっていたんですね。それとビル・ゲイツが出てくくると聞いていたものの、大学での講義をしているところを遠くから撮したシーンだけで、これも期待はずれでした。