銀座線の新型車両
2011/02/20(日)
銀座線に新型車両1000系導入とのリリース(PDF)、実に素晴らしいデザインです。かつての走行中に一瞬電気が消えたころの銀座線2000系を彷彿させ、それでいて時代を先取りするような、オシャレさに溢れています。
レトロ調のデザインという表現をリリースでも使っていますが、都電9000系や江ノ電、京福のそれのような、モドキではなく、安っぽさを全然感じさせず、背景にもある、渋谷、銀座、浅草、イメージの異なるどの街にも似あってます。
逆に、新しさからいうと、西武30000系のような、軽率さのようなものがなく、落ち着きがあります。黄色で落ち着きを表現できるなんて簡単じゃありません。小型の銀座線だからこそできたデザインでしょうね。
来年春からの運行とのことなので、その頃には渋谷の街も再開発がほぼ完成、東横線は地下になってすっかり変わってしまっているかも知れませんが、文化会館の横からこの車両が顔を出すシーンはどうなるのか、楽しみです。
昭和43年、千代田線に6000系が登場したのと同じくらいインパクトがあります。新しいミニやビートルのデザインより優れているとすら思います。ローレル賞はまず間違いないでしょう。