幸せになれるたこ焼き
大阪に引っ越してきた時、街中にたこ焼き屋さんが多いことにはびっくりしました。
千日前NGK近くの「わなか」、週末は全国、あるいは世界中からの観光客も交え長蛇の列ができています。同じ千日前で長年土地を不法占拠していたとして行政から退去勧告に対しても居座っていたものの遂に土地を明け渡した「大たこ」も前の場所の向かいのビルに移転、元気に営業を続け、相変わらず行列ができています。たこ焼きが大阪のパワーの象徴になっているのは間違いないです。
星の数ほどある大阪のたこ焼き屋さんで自分が一番好きなたこ焼き屋さんが、天満の裏通りにある「寛子」、天神橋商店街をJR天満駅から100m程北側に進み、デイリーヤマザキの向いを右へ入った横道にあります。
メニューはたこ焼きだけで10個250円、ソースや、マヨネーズ、かつおぶし、青のり、さらにはお好みで、醤油、ケチャップ、辛子などを自分の好みでかけて食べることができます。
最初の写真が「たこやき10個」です。1個1個は小ぶりですが、どう数えても倍あります。毎回こんな感じで大サービスがデフォルトになっています。
店内で食べることもでき、5席ほどの店の奥に、地デジ化の警告がずっとでているブラウン管テレビが置いてあります。夏場は、たこ焼きとビールで、このテレビでの阪神戦の観戦は至福のひとときとなります。
この場所で、たこ焼きを焼き続けて50年の寛子お母さんです。いつも結構派手なファッションがカワイイ寛子お母さんとの会話も楽しみのひとつ。長年通い続けてる常連さんが多いのも頷けます。
上述のブラウン管テレビも、店の冷蔵庫も常連さんからのプレゼントだそうです。
お客さんから愛され続けるお店の典型ですね。
なんか、マジで幸せな気分になってくるのが不思議なたこ焼きやさんです。
そうそう、先日MBSの取材がありピーコさんとかがやってきたそうです。来週2月17日、午後7時から「ビビビのB級グルメ道」という番組、これは見なきゃ!