地下街のヒマワリ

連日の猛暑日、早朝に馬見丘陵公園のヒマワリを見に行くつもりだったものの、土日とも行きそびれました。それでもエアコンがんがんかけたままウチにじっとしているのはつまらないので鶴見緑地へ行ってみることにしました。

横堤駅の珈琲館ヤマトでモーニングのつもりが閉まってました。日曜日は定休日、いつも土曜日に来るので気づきませんでした。ローソンとセブンが向かい合っていてとりあえずセブンでサンドイッチをゲット。西三荘水路跡のフヨウ、緑道には誰も歩いていません。10時になったばかりで既に32.5℃。

咲くやこの花館に到着、1km歩いただけでくたくた。噴水プールは見頃を過ぎたハス池になっていました。そこそこ人がいるものの、さすがにキッチンカーは1台も出ていません。パラソルのかかったベンチに腰を下ろしてサンドイッチ、でも美味しくなくて1/3食べて残してしまいました。以前は味ではローソンよりセブンが味では圧倒していると思っていたのですが、このところローソンの方が美味しく感じられます。

アイスコーヒー買うにも、セブンは冷凍庫から氷のカップを取り出してレジに持って行って、他のコンビニには無い決済方法選択ボタンまで押して、支払いが済んだらコーヒーメーカーに移動してサイズボタンを間違わないように注意しなきゃならならず、個々のお店ががんばっているのは理解できるものの客より運営側の便利を優先していると感じさせるセブンのシステムはナットクしがたいです。

ウチから一番最寄りのローソンはレジの中でコーヒーを作ってくれて、ポーションのふたを開けてガムシロとフレッシュを入れかき混ぜて、吸口部分に紙袋を残したストローを差し込んで渡してくれ、120円では申し訳ないくらいです。

蓮池にはチョウトンボが多数。翔んでるところも撮れました。

噴水プールなのにメダカが泳いでます。スイレンが一輪だけ、たぶんマンカラウボン種。

噴水プールに浮かぶオオオニバス。もう一度チョウトンボを撮って館内へ。運転免許証を提示するだけでフリーパスの自分です。

咲くやこの花館

オオオニバスのつぼみが開きかけていました。つぼみを覆う萼片はトゲトゲ。

オオオニバスの花は2日間開閉を繰り返し、1日目は白い花、2日目はピンクの花を咲かせるそうで、今日は1日目のようです。ブロンズ色の葉っぱは若い葉らしい。

アイスクリームバナナの実とアラビアコーヒーの実。見るだけのアイスコーヒー。

前を歩くちょっとやんちゃな感じのカップル、楽しいね、おもしろいなぁ、という会話が聞こえてきます。植物園デート、素敵です。

タマゴノキ(タヒチモンビン)です。ググってみると美味しくないという声が多いのですが、完熟タヒチモンビンを食べてる動画を見ると意外と美味しそうです。

背の高い木のてっぺんに賑やかな花、オウコチョウです。熱帯植物温室を歩くのはちょっと息苦しく、外の方が風があって心地いいくらいでした。

高山植物室

高山植物室にたどり着きました。一気に汗が引く涼しさ、入口脇に立つシラカバに掛けられた温度計は20℃。

タマザキサクラソウと名札のあった白い花、どう見てもサクラソウじゃないです。画像検索でヒットしたカワラハハコ(河原母子)で間違いなさそうです。

毎度楽しみな壁際の食虫植物コーナー、ピングイキュラエマルギナタ。ムシトリスミレの一種です。

ウサギゴケは上手く撮れなかったので割愛、その隣にハエトリソウ。赤い葉と緑の葉。

ネペンテス・シランガナ、じゃなくてネペンテス・シンガラナ、これも食虫植物です。

シーボルトが球根をヨーロッパに持ち出し有名になった鹿児島県甑島原産のカノコユリ。

レンゲショウマです。下を向いているので分かりにくいのですが白い額に囲まれて真ん中に赤紫の花がちらっと見えます。アジサイ科キレンゲショウマとは別のキンポウゲ科レンゲショウマ属で一属一種の花だそうです。

岩場に並んだ紫の花はツリガネニンジンの仲間のイワシャジン(岩沙参)。

四国の固有種のサクラソウの仲間、シコクカッコソウ。

枯れた花びらが何故か青いユキワリコザクラ。

鮮やかな水色のエゾルリソウ。エゾスカシユリは名前の通り花びらの底が透けてます。

とても魅力的な花が咲いていました。ハマベマンテマという名前です。男里川右岸河口への緑道でよく見かける内側が紅色の小さな白い花、マンテマの仲間のようですが、形がずいぶん違ってます。正面からだと10弁の花が綺麗に円を描いていて蕾は壺のような器に入ってます。

高山植物室に植えられているものの、葉っぱは厚く、名前のように海浜植物に近いのではないかと。咲くやこの花館に海浜植物園もほしいところです。

アリウム・コロラツム、ヒガンバナ科と名札があるものの正体がよくわからない花ですが、なんかとても可愛い。

こちらも壺のような器から咲いてるフクロナデシコ。コマクサやエーデルワイスも咲いてましたが何度も投稿しているので割愛。

咲くやこの花館中央のホールでは通常の食虫植物の展示とは別にさらに虫を食べる植物展を開催中。ハエトリソウの特大オブジェを展示、ハエトリソウが一鉢700円で売られていました。

風車の丘でヒマワリが咲いているはず、覚悟して行ってみることにしました。

風車の丘

春にはネモフィラが一面に咲いていた風車の丘にヒマワリがいっぱい咲いているものの、あっち向いたりこっち向いたり、なんかイマイチな感じです。右手の丘にはコキア。

まっすぐ目の合ったヒマワリと、暑そうに空を見上げてるヒマワリ。

このクソ暑いのに結構人が集まっているのですが、じっとしているのがつらい暑さ、丘の上に登るのはやめて引き上げます。

草の葉陰に止まっている大きめのトンボ、ギンヤンマです。じっとしているギンヤンマは珍しい。

コウホネがまだ咲いてました。大汗かいて駅にたどり着くと何やら大行列、鶴見緑地プールです。

なんばウォーク

鶴見緑地からの帰り道どこでプファーするか考えて、京橋だと鶴見緑地線からJR東口は遠いし、梅田へ出るには不便だし、ミナミまで戻ることにしました。御堂筋線は人が多いので堺筋線に乗り換えようと、松屋町で下車。堺筋線乗り換えの案内が見当たらず、とりあえず長いエスカレーターに乗ると地上まで一気に出てしまい、ようやく堺筋線乗り換えは松屋町じゃなくて長堀橋だったと気づきました。暑さで頭が正常に機能していなかったようです。

なんばウォークの祇園囃子でプファー、チューリップ(手羽元)と左はとうもろこしです。このとうもろこしの串揚げ、めちゃ甘いとうもろこしの実の部分をスライスしたもので、かなりの美味です。

なんばウォークのビックカメラとラウンドワンを結ぶ通路のフォレストパークにヒマワリがいっぱい。てっきり造花かと想いきや、生花です。少し西側のクジラパークと併せて1万本あるそうです。はっきり言って鶴見緑地より綺麗。

レモンイエローのヒマワリも。直射日光の炎天下じゃなくて、エアコンの効いた空間でヒマワリを楽しめるのはありがたい。