クリンソウ
クリンソウの季節です。去年の夏に大原の古知谷阿弥陀寺と六甲高山植物園でわずかに一輪ずつ残っていたクリンソウを思い出し、いっぱい咲き誇っているクリンソウが見たくなりました。
どちらへ向かうか、谷町線の車内でもまだ迷っていて、大原であれば京阪乗り換えの天満橋下車ですが、出町柳からのバスが混んでるかもと踏ん切りがつかず東梅田まで乗ってしまい、六甲に決めました。
淀川駅を通過。数日前海老江干潟で小学生がキマダラカゲロウという水生昆虫を大阪で初めて発見というニュースを見たのですが、阪神高速左岸線の工事が続いていて、淀川駅からはよほど遠回りしないと海老江干潟へは出られないようです。
乗車している8000系のナンバープレートや製造銘板などの全てのプレートが壁から浮いた状態で取り付けられているのに気づきました。特に機能的な意味合いは無さそうですが、高品質感は演出できています。
ロックガーデンの岩の上に大好きな虫、自分はフリカエリムシと呼んでいるのですが、大好きなのに名前がどうしても出てきません。スマホで自分の昆虫図鑑を調べようとしたら棒は4本立っているのになぜか繋がりません。
APPENDIX
ええ塩梅になってさんちかを歩いていると、ミナミと較べてインバウンドさんが全然少ないということに気が付きました。調べてみると気のせいじゃなくて、外国人観光客の43.5%が大阪府を訪ね、京都府は33.7%、これに対し兵庫県は6.3%と奈良県にも負けてます(令和5年)。神戸の観光名所といえば異人館だったり、南京町だったり、港町の風情そのものだったりする訳で、日本人にとってはエキゾチックではあるものの、欧米の人にしてみれば珍しくもなんともない訳で、上述の6.3%ですら姫路や城崎が頑張っているからかも知れません。
ぼっかけ焼きそばは外国人にも受けるはずですがこれだけではちょっとしんどい。神戸ビーフはグローバルブランドでもたこ焼きのカジュアルさには勝てないかと。湊川の商店街も魅力的でまだまだ潜在能力があるとは思うものの、錦や黒門にはなってほしくないです。ここは無理にインバウンド需要を喚起するよりも日本人向けのマーケティングを強化した方が可能性は高かそうな気がします。例えば神戸空港に国際線を導入するより、国内地方路線を充実させた方が理にかなっているかと。マーケットニーズに逆行した北陸新幹線に対抗して、神戸-富山、神戸-小松、神戸-能登とかの短距離路線を飛ばせばJRを多少なりともビビらせることができ、震災復興にも貢献できるはず。
ただ三宮一極集中は何とかしないと。六甲山をぐるぐる巻きにするくらい高速道路を作った神戸、ハーバーランドからポートアイランドへ橋を架けるというのはどうでしょう。