植物園!かっこイイぜ!
Eテレ趣味の園芸で「植物園!これ、かっこイイぜ!~咲くやこの花館~」を見ました。25分の番組の半分ほどだけが咲くやこの花館の紹介でイマイチ物足りなかったのですが、それでも係の人が何10本もの消毒したハサミを抱えててきて、剪定する度にハサミを交換して植物の感染症を防いでいるとのこと。大変なお仕事です。
動物園や水族館の係の人は飼育員さんですが、植物園の係の人は何と呼ぶのか調べてみると、どうやら博物館や美術館同様に学芸員のようです。ということで咲くやこの花館へ。
緑一色の滝壺に紅一点はエビスキア、この角度ではわかりませんが、縦に長い花です。
バニラの木に掛けられたバニラビーンズの入ったネットに鼻を近づけると甘いバニラの香り。収穫したばかりの豆に香りはなく、発酵と乾燥を繰り返すことでこの香りが出るそうです。(参考)
気候条件だけでなく受粉も難しくバニラの栽培は容易ではないためバニラビーンズは非常に高価、バニラの香りの主成分となるバニリンの化学合成は19世紀末頃から行われているそうです。天然の ナチュラルバニラエッセンスは5mlで500円以上もしますが、化学合成によるものと思われる明治屋バニラエッセンスだと30mlで200円ほど、おそらく流通しているバニラアイスの大半は化学合成のバニリンと思われますが、ハーゲンダッツのバニラはマダガスカル産と特定、さすがです。アイスクリームはやはりデフォルトフレーバーのバニラが一番美味しいのは間違いないと思います。
ちなみに明治屋バニラエッセンスにはかなり思い入れがあります。高校の時、軽音でハードロックバンドをやってました。バンド名は「バニラエッセンス」、母親がパウンドケーキやマドレーヌを作ってくれていた時、テーブルに置かれていたこの赤いボトルを見て思いつき、バンドのみんなも気に入ってくれたことによります。名前を聞いただけで甘い香りが感じられるのがミソですが、ただ周りは誰もバニラエッセンスとは呼んでくれず、単にバニラと呼ばれてました。ウルトラマンの怪獣です。
スズランがいっぱい、ドイツスズランだそうです。9年前、奈良市都祁吐山町の山奥まで行って既に盛りを過ぎていた時以来のスズラン。とても見目麗しいですが写真に撮るのはとても難しい花です。
ゴールデンウィークのイベントは熱帯フルーツ展、インドネシア、マレーシア、台湾、タイの各国大阪オフィスの協賛で、興味深いイベントが盛りだくさんに開催されているのに見逃してしまいました。
バンコクナンバーのトゥクトゥクが置かれていました。5555の左はたぶん「ล」、AではなくLの発音に近いらしい。「ล」の右上からはみ出しているのはたぶん発音記号。