修学院離宮
二日前にネットで修学院離宮参観を申し込みました。ところが待っても待っても、迷惑メールフォルダをチェックしてもメールが届かず、宮内庁京都事務所に電話してみると今日中には当選したかどうかのメールが届くはずということだったのですが、やはり届きません。翌日もう一度電話してみると、当たっている、とのこと。なんかイケてない予約システムですが、電話応対は丁寧で好感。
いつもの京都と違って現地11時に遅刻しないように、事前に時刻表アプリを入念にチェックしてメモ、9:22の特急に乗る予定だったのに、天満橋に着くと9:22なんてありません。土曜日なのに平日の時刻をメモしてきたことに気づきました。
音羽川砂防ダム
バッグに入ったままのおかずパンを音羽川砂防ダムで食べることにしました。前回は指を加えて眺めるだけだった音羽川からの修学院離宮、今や山の麓に見える建物は隣雲亭と分かります。
オオイヌノフグリが可愛く撮れました。
ちょこっと京都に住んでみたで佳奈さんが、人生には3つの坂がある、上り坂と下り坂とまさか、とつぶやきながら自転車を押して上っていた坂道を行くと、対岸に閉ざされた門、林丘寺の半分が宮内省に返還されるまで林丘寺の表総門だったそうです。
少し川上にある前回不明だった水煙のあるお堂は林丘寺のお堂のひとつで間違いなさそうです。林丘寺は今も尼寺として活動が続けられており美しいウェブサイトも運営されているものの現在は非公開、将来的に公開予定とのこと。熊出没注意の上にテングチョウ。
石段に腰を下ろして、ちょこっと京都に行ってみたの佳奈さんの鯖寿司よろしく、惣菜パンのランチ。カスクートはバゲットじゃなくてコッペパン風なのがちょっと残念もロースハムにチェダーチーズ(たぶん)、それにシャキシャキレタスがたっぷり入っていたので合格、ソーセージにオリーブがいっぱいのったデニッシュはかなり気に入りました。
マツコの知らない世界で京都のパンの特集を見て、今日のランチはパンを買ってどこかの公園で食べようと思っていた次第。チェックしてみると修学院駅前のパン屋さんは東京発のチェーン店の分かりちょっとガッカリも、チェーン店を否定するものではないので、紹介しておくと、プチシャンボールというお店、チェーン店でも味に自身があって、激戦区の京都で勝負、ということであればそれは歓迎すべきことかと。
上空を舞う黒い蝶、よく見るとコバルトブルーがチラリ、しばらく目で追いかけていると河原に下りてくれました。やはりルリタテハ。
一本だけヒョロリと伸びた何か、さんざん調べてスズメノヤリで間違いなさそうです。
穏やかな海のように波打った苔、木の根で盛り上がっているのかと思いきや、まんじゅう苔とも呼ばれるオキナゴケのようです。苔の種類はどうにも苦手だったのですが、このページが参考になりました。
一乗寺葉山
曼殊院の南側には武田薬品京都薬用植物園が広がっています。通常は一般公開されていないものの、適宜開催されている研修会に参加できるようです。
山の裾野のギリギリのところまでやってきました。東山三十六峰の第七峰、葉山の麓です。小さな川は一乗寺川でここでふたつの流れが合流しています。何気なく砂防堰堤を撮ったら全然鮮明ではないもののキセキレイが写っていました。川面に伸びたシダの葉の先の下にです。ちなみに15m以上の高さがダム、それ以下が堰堤と定義されているそうです。
寺町通夷川下ル常磐本町の住所看板は仁丹じゃない広告、掠れてしまっているのですが「御座敷中華料理、百xx、河原町通丸太町上ル東側」と読み取れます。河原町丸太町上ル東側をマップで探してみると店名に「百」は付いていないものの台湾料理のお店があります。かなり美味しそうな写真がいっぱいアップされていて今度行ってみることにします。
4時半の開店時間を回っていたのでいつもの高田酒店、今日マスターが選んでくれたのは丹後久美浜町の熊野酒造の翠龍という無濾過生原酒。これは美味かった。「龍」という名前とは裏腹に、とても口当たりの優しいお酒です。地酒やワインの銘柄は殆ど理解できていない自分ですが、ここのマスターのおすすめは信頼してます。それでいてリーズナブル。スルメイカのおつくりにゲソのボイルが添えられているのも嬉しい。