冬のネモフィラ

最近天気予報がずいぶん正確です。今週なんかほぼ予報通りに推移、週末の雨のちくもりの繰り返しも当たったようです。西高東低の冬型の気圧配置で予報の確度が高まるように思われます。雨が降っても楽しい咲くやこの花館へ向かいます。

長堀鶴見緑地線横堀駅2番出口に隣接の珈琲館YAMATOです。

スペシャルモーニングEセットにしました。トースト+ハムエッグ+サラダ+コーヒーでパンは食パン、レーズン、バゲットが選べます。フォークしかなかったのでちょっと食べにくかったけど満足度の赤いモーニングで喫煙可、こういうお店が目的地近くに見つかると、その目的地へ通う頻度が高まります。

西三荘水路跡の緑道、「水を感じる道」という名前があるようです。

道端にサザンカがいっぱい咲いてます。サザンカサザンカさいたみち、たきびだたきびだおちばだき、あーたろうよ、あたろうよ♪ がイヤーワームに。子供の時、もーれつア太郎が大好きで、お母ちゃんがデコッ八の刺繍をしてくれた枕を毎日抱いて寝ていたことを思い出しました。

シャリンバイが実をたわわに実らせ、ボケの花も大阪城公園よりたくさん咲いてます。

ジャンボサイズのナンテンの実です。葉っぱに囲まれた赤い実はモチノキ。

咲くやこの花館

ハクセキレイに出迎えてもらい咲くやこの花館に到着。

咲くやこの花館の住所は大阪市鶴見区緑地公園となっているのですが、緑地公園という町名は鶴見緑地の東半分で、咲くやこの花館の敷地全体は守口市高瀬旧大枝という町名に含まれていることに気づきました。高瀬旧大枝を調べてみても独自の郵便番号が設定されていることくらいしか情報は見当たらず、高瀬が大字、旧大枝が小字だったと思われ、花博以前は雑木林だったようです。鶴見緑地の西半分だけなので、住民はいないようですがエリア内に乗馬クラブがあり、その住所は守口市高瀬旧大枝になってました。咲くやこの花館のような公的機関は固定資産税や法人税が非課税らしいので、登記上の住所が大阪市だろうが守口市だろうがどうでもいいのかもしれませんが釈然としません。

オンシジウムとデンドロビウム、どちらも洋ランです。

白いカリアンドラ・ハエマトケファラと赤いカリアンドラ・ハエマトケファラ。和名はオオベニゴウカン、ネムノキの仲間です。

高山植物室

お気に入りの高山植物室に到着。

オクサリス・ウエルシコロルと名札がある渦巻き状の小さな花、和名はシボリカタバミと分かりました。キャンディケインや理髪店のサインポールに似た花との説もあるようですが、自分はくいだおれ太郎を連想してしまいました。

バイカオウレンの花がぐっと増えてました。

ユキワリコザクラとリュウキンカ。

コマクサは白いのが一輪だけ。咲くやこの花館のサイトではコマクサは周年開花になってます。北アルプスのコマクサは今頃何メートルもの雪の下なのに植物園のコマクサが周年開花なのが理解できません。

丸いツボのような花はエゾノツガザクラ。花が落ちてツボが地面に転がってます。

チングルマが賑やか。

赤紫の花はチシマイチゴ、なるほど葉っぱはイチゴそのものです。チシマイチゴの実はパイナップルの風味だそうな。

レブンウスユキソウとチシマウスユキソウ、エーデルワイスの仲間です。高校生の時に礼文島へ行って、有名な桃岩荘ユースホステルに泊まり、レブンウスユキソウを探すトレッキングに参加した記憶があります。

先日、ドキュメント72時間で桃岩荘を紹介しているのを見ました。50年前と寸分変わっておらず昭和のまんまにビックリ。

岩の斜面に色んな種類のナルキッスス、ナルキッススとはスイセン属の意味ですが、花の形も葉っぱも生え方もニホンズイセンやラッパスイセンと全然違ってます。

鈴なりのツボ型の花はムスカリ。ツボが開く前はトウモロコシ状になってます。

鉢植えじゃないシクラメンを見たのは初めてかと。

プルサティラ・ブルガリス、和名はオキナグサ。

真っ青なチャボリンドウ。

ネリネ・アルタ、ヒガンバナの仲間であることは一目瞭然。

鶴見新山

今日の大池、オナガガモ、ヒドリガモ、オオバンばかり。

四季の池と睡蓮池の間の橋は工事が始まってカワセミ探しはできなくなってました。

大阪城公園と較べるとかなり小さいものの梅林へ行ってみます。ロウバイにはなぜか黒い花、てっきり病気かと思って写真を撮る気が引けたのですが、後でロウバイの実と分かりました。

花が開いた梅はまだ限定的です。

久しぶりに鶴見新山に登ってみました。

鶴見新山、標高39mで大阪市最高峰ですが、山の中身はゴミなので地盤沈下しているらしく、標高を維持できているか不明です。

鶴見新山山頂からの大池と咲くやこの花館。

あべのハルカスをバックにいのちの塔はこの角度でないと撮れないかと。

鶴見緑地の開花情報ページで風車の丘にネモフィラが咲いているとの情報、これが今日ここへやってきたキッカケです。

ビニールに覆われた丘を丹念にチェックしていると見つけました!ネモフィラです。

ビニールの穴にひとつずつ植えられたビオラ、先月よりずっと花が艶やかになってました。

開花したネモフィラは1輪だけじゃなくて全部で5輪くらい。ゴールデンウィーク頃がピークのネモフィラが1月に開花しているとは。

天満

先週行きそびれた天満のお店のチェックに向かいます。長堀鶴見緑地線沿線から天満や梅田へは京橋で環状線に乗り換えるのがほぼ一択も380円にもなってしまいます。地下鉄だけで安く行こうとすると長堀橋や心斎橋まで大きく迂回することになり10分以上余計にかかります。

モヤモヤしながら環状線に近いはずの最後部車両に乗って京橋で下車するとエスカレーターは前方、息を切らせて長い階段を上り、コムズガーデンを抜けさらに狭い地下道を抜けようやく京阪京橋駅、人人人の駅前広場を抜けJR京橋駅へ、環状線内回りをふた駅、天満にたどり着きました。

天満もすごい人、特に北側、天五商店街周辺は歩けないくらいで諦めて南へ。天四の「庶民」が空いていたので即入店、ええ塩梅になる頃にはここも満員になってました。

天神橋筋商店街を南へ、自転車を停めるな、じゃなくて停めてという古本屋さんの貼り紙が気になりました。大阪関連の本が充実していそうなので、探してみると「大阪人」のバックナンバーが見つかり、Vol.53文化人秀吉(1999年9月号)とVol.54路面電車で街案内(2000年6月号)の2冊をゲット。古本屋さんで本を買ったのはたぶん生まれて初めてのはず。

今日の繁昌亭夜席当日は3,500円だったので諦めて、南森町から帰宅。