モ161形コンプ+復活こうや号

南海アプリをチェックするとモ161形を表す赤いアイコンが天王寺駅前で2つ並んでました。浜寺行が戻ってくる頃を見計らって天王寺へ。

モ166→モ162

一昨日と同じモ166の浜寺駅前行。帝塚山の花屋さんはやはりおしゃれ、もうすぐ母の日。

一昨日とは逆に帝塚山四丁目→神ノ木→住吉の動画。

とさでんみたく「私の履歴書」が掲げられていました。細井川からの専用区間後部展望です。

快走してきたのに我孫子道到着直前に車両点検のため車両交換します、前方に停車中の電車にお乗り換えください、とかつて西宮北口でよく聞いたようなアナウンス。代車はモ161形以外やろな、と思ったら前方にモ162。阪堺電車のこどもの日への意気込みが感じられます。

モ162の中吊りはモ166とは別のモ161形紹介、「復刻塗装は沿線篤志家の尽力で実現しました」としっかり故「南海太郎」さんの功績が紹介されていました。

こちらにも「私の履歴書」、「往年の南海電車色を復刻、その端正な姿は、今に至るモ161形再評価の契機となりました」との嬉しいコメント。自分としては、この真っ赤じゃなくてモ161のグリーンとも微妙に違う南海電車色に戻して、もうそれ以上変更しないで欲しいというのが切なる想いです。

大道筋

大道筋に入り神明町で下車。

モ162を見送ります。

神明町で下りたのはこの前テレビで紹介されていた洋食屋さんに行こうと思ったから。お店の方へ歩いていくとビルのてっぺんでイソヒヨくんが目一杯口を開いて独唱中。

ところがお店は本日休業。とりあえず大道筋へ戻ることにして歩いていると泉陽高校、こんなところにあるとは知りませんでした。中学の頃目指していた学校ですが、結局専願で私立に入学、その私立が嫌で嫌で1年で退学、再度公立校を受験し直したら、大阪府の学区制が5学区から9学区に変更されもう泉陽高校には行けなくなってました。

大道筋へ出るとモ161がやってきてビックリ。貸切じゃなくて天王寺駅前行になってます。アプリを開いてみても赤いアイコンにはなってません。

ザビエル公園をバックに花田口に停車中のモ161です。

よほど乗ってしまおうかと思ったのですが、お昼がまだです。堺トラムと並びます。

ツリカケ音も滑らか、やはりモ161形4両でモ161は整備の入念さが違っているようです。

続いて我孫子道から神明町まで乗ってきたモ162が浜寺から戻ってきました。

モ162動画です。

白いマツバギクは初めてみました。与謝野晶子歌碑と1101形。

海こひし 潮の遠鳴り 数えては 少女となりし 父母の家

晶子の生家、老舗和菓子店「駿河屋」(総本家駿河屋から暖簾分け)は大道筋をまたぐように位置していたそうです。今やここから海まではずいぶん遠くなってしまいましたが、晶子が少女の頃は大浜辺りの潮の遠鳴りが聞こえてきたはずです。

なかなかべっぴんさんの晶子です。母が晶子自筆の短冊を大事にしていたのを思い出しました。どんな歌だったかは覚えていません。なぜ短冊が母の手元にあったのかも今となっては確認しようもないのが残念。ちなみに晶子は堺女学校(さっき前を通ったばかりの泉陽高校)の卒業です。

ツキミソウを手前に阪堺1101形を見送ると今度は堺トラム茶々。

ヤグルマギクと堺トラム茶々、なんとも繊細な美しい花です。以前は気づかなかったのですが、大道筋の花壇、堺市なのか、堺区なのか、あるいは沿線住民なのか、いずれにせよよく丹精されています。

宿院の「さと」で「四季めぐり」、かつおのたたきとホタルイカが載っているのが決め手になりました。桜えびをちらした豆ごはんがついてきました。こういうちまちま色々載ってくるのは大好きです。トレイの向こうは水ではなくて麦焼酎のソーダ割り(税込163円)、これを頼まない手はありません。

宿院から葬儀屋さんラッピングのモ601形で大和川へ向かいました。沢ノ町から専用線に入ったところでモ162とすれ違い。この手前がS字カーブ、あと10秒早かったらいい感じの写真が撮れたはず。堺市内の阪堺線はまだまだ撮り鉄ポイントが見つかりそうです。

大和川

こうや号を狙って高野線の大和川橋梁へ。復活した30001編成に1/3の確率で会えるはず。

待つほどもなくやってきたのは30000系。やはり女王様の風格と美しさです。

最後尾の車番は30001と読み取れました。去年の脱線事故から復帰したばかりのピッカピカの30001編成、思わず河川敷でガッツポーズ。

車内に見えるお顔にモザイクを入れておいたのですが、欧米系のインバウンドさんたちが殆どのようです。

続いてやってきたのは絶滅危惧種の6000系。6028編成2連+トップナンバー6001編成4連の橋本行急行、さらにテンションが上がりました。

阪堺電車の大和川停留所に戻りさっきすれ違ったモ162が戻ってくるのを待ちます。30分ほどの時間ですがこの付近の大和川は生態系が豊かではなく退屈です。

高野線と違って阪堺線は足元が隠れてしまう下路ガーター、どちらから撮ってもイマイチです。

モ162が戻ってきて新しいバラストが敷かれた坂道を上ってきました。

大和川を渡るモ162、我孫子道へ消えて行きました。線路方向から狙ったのは正解だったようです。

北天下茶屋へ

我孫子道まで歩いて恵美須町行に乗車。存続が危ぶまれる住吉-恵美須町間ですが、結構乗ってました。

東粉浜で向こうから車両点検していたはずのモ166がやってきてビックリ。それも恵美須町発なのに浜寺駅前行になっていて、どうやら臨時列車のようです。

阪堺電車【公式】が5日は4両すべて運行しますとのつぶやき。ということはどこかでモ164も走っているはず。でも今日はアプリはアテにならないです。

聖天坂でモ164とすれ違いました。これでモ161形コンプです。

北天下茶屋のふっさふさのネコ、北天下茶屋のネモフィラです。

いつもの立呑でハッピーアワー。天下茶屋駅上空はうろこ雲、雨は近いようです。