ウグイスの発声練習

1日の寒暖差がえらく激しい今日このごろ、何を着て行くか悩みます。薄手のジャケットとカーディガンで出かけたら、もう11時というのにうすら寒いです。歩いている人たちを見ても厚手のコートの人が多いです。余程引き返して着替えるか、と悩みながらペダルを漕いでいるウチに靭公園辺りまでくるとすっかり体が温まりました。

野田新橋商店街を覗いて行きます。金物屋さんがいい感じですが、やかんやスリッパだけじゃなくてもう少し回転のいい商品を考えるといいかも。

商店街の中に市場、元は生鮮食品の市場だったと思われますが、衣料品店ばかりになってしまったようです。木旺日という略字表記久しぶりに見ました。ただ日へんに王じゃなくて玉じゃないかと。

えらく賑わっている生鮮食品店、ちょっとの間だけやからかまへんやん、と通路のど真ん中に置かれた自転車がいっぱい。大阪のおばちゃんのバイタリティが伝わってきます。商店街はやはりこうじゃないといけません。

海老江に到着。嘴が白くて足はピンク、カモメの判別は難しいですが、シロカモメだと思います。

ウミネコと繁殖羽のカワウ。

大潮の干潮で潮位はかなり低いのですが、シギチはいません。毎年3月の干潟にはツグミが多いです。冬の間、公園や田んぼにいたツグミたちが渡りに備えて新たな餌を探して移動してくるようです。

大淀でオオジュリン。

胸が黒い班じゃなくて褐色の縦縞は♀。

十三大橋下の干潟で何か飛び回っています。ホオジロです。

阪急の鉄橋のすぐ東側の干潟、かなり遠いですがイソシギ見っけ。気温は一気に上がり心地いいです。厚手のジャケットにしなくて正解でした。

十三大橋から新御堂筋への土手の砂利道、チョウゲンボウは今日も見当たりませんが、干潟に向かってレンズを向けている人が数人。レンズの方角を見てもよく分かりません。下から上がってきたおじさん(自分もおじさんですが…)がタゲリがいるよ、と教えてくれたのですが、よく分かりません。ほら棒が立っているところの右側の白いところの右端、とか教えてくれるのですがやはり分かりません。おじさんがちょっとカメラを貸してみて、と撮ってくれたのが最初の1枚、ようやくタゲリの場所が確認、じっとしてます。

残念ながらこの中津の干潟はゴミが多いです。Photoshopでちょっと掃除しています。

右岸の柴島干潟もいい感じで干上がっていますが鳥は見当たりません。阪急千里線の淀川橋梁は緑色に塗り替え工事中。

赤川に来るとところどころでウグイスが発声練習しています。ホーヘチョヘチョ。春のウグイスより冬のウグイスの方が毛並みが良くて、過眼線もくっきりしていて可愛く見えるように思います。

茂みの中をちょこちょこ移動しながら発声練習です。リズムだけじゃなくて声に伸びがありません。ホーホケキョと木のてっぺんで艶やかに鳴いてナンパするにはまだ時間がかかりそうです。

久しぶりにワンドの奥まで入ってみたものの何も見つかりません。踏切が鳴り出しEF65がやってきました。この数秒後、嘴が下向きに反ったシギが飛んでいきました。たぶんチュウシャクシギかと。シギチの春の渡りが待ちどおしいです。

お城まで戻ってきました。梅林に代わって桃園が華やかに。

梅林はまだ賑わってはいるものの見頃は過ぎて、一番遅咲きの摩耶紅だけが満開。ソメイヨシノはかなり蕾が膨らんでいます。やはり例年よりかなり早い開花になりそうです。