近場で鳥鉄たっぷり
福井へ行ってまだ4回残る18きっぷ、東へ向かうか、北へ向かうか、色々考えてみたものの、ピンとくる目的地が4箇所も思いつかず、高く売れるウチに買い取ってもらうことにして、金券屋に寄ってから阪堺電車撮り鉄と長居植物園へ向うことにします。
カフェでモ166
あべのルシアスで焼肉ランチを食べてビル裏側のエスカレーターを上がってきたら見たことのない角度のハルカス。
北畠でモ166がやって来ました。えきから時刻表を辿ってみると2週間前と同じ運用に就いてます。
姫松と帝塚山三丁目の間にモ161形を眺めながらコーヒーが飲めるお店を見つけました。
北側の角のテーブルにカメラを置いて動画を撮っているところをiPhoneで撮ってます。大正時代の蔵を改造したCAFÉ CUBIC POINT、南側の角の方が窓が広くて良かったかも知れません。写真左隅の白いフレームの自転車がマイチャリです。
あびこ道から折り返しは恵美須町行と予想し東玉出へ移動、予想は的中。
車体の高さと変わらないくらい高く伸ばしていたパンタを一気に下げ高野線の下を潜ります。
再びパンタを伸ばして天神ノ森に停車。
梅白
さらに恵美須町からの折り返しを撮りたいという思いを抑えて長居へ向います。
植物園の正門は閉鎖され情報センターからのみ出入りするように変更されていました。梅林というほどの規模ではないものの梅が満開、池の睡蓮がきれいサッパリなくなっていてちょっとビックリ。
長居スタジアムからJリーグの声援とドラムの音がずっと鳴り響いてます。調べてみるとセレッソのトップチームは今日は日立台でウチ(レイソル)とのアウェイ、この声援はJ3のセレッソU-23とブラウリッツ秋田です。梅の木には「ウメ」としか掲げられていません。よく見るとなぜかごく一部の木だけ品種名が紹介されていました。
ウメジロ!
ウメの品種は不明です。
もう1mくらいの近さ、人には目もくれず梅の花の蜜に夢中です。南米までハチドリを見に行きたいとは思うものの、蜜を吸う可憐さはウメジロたちも負けていないかも。
小池でボーッと浮かんでいたカイツブリが大あくび。
シメです。一緒に撮っていた人が連雀もいましたよ、と教えてくれた方へ行ってみます。
木のてっぺんにはカワラヒワ。アトリがまだいます。連雀は見つかりません。
いつものように園内での注意事項とかノイジーなアナウンス、ご丁寧に2回繰り返されます。気がつくとJ3の試合は終わっていました。
緋連雀
梅林へ戻ってくると向こう側のプラタナスの木のてっぺんに10羽くらいの鳥の影、ピンと尖った冠羽のシルエット、赤い尾羽の先端、ヒレンジャクです。時々枝から飛び立っては元に戻ってきます。
枝被りでも一応くっきり撮れたものの、数羽ずつ植物園の奥の方へ飛んで行ってしまいました。
さっきとは別の梅のウメジロ、4羽写ってるのわかりますか?
どの花にしようかな、これがいいな、あ、やっぱこっちかな…。
紅梅より白梅がお好みのようです。
ヒレンジャクがプラタナスのてっぺんに戻ってきてくれました。宗教画の天使みたいです。
西日本ではヒレンジャク、東日本では尾羽の先が黄色いキレンジャクが多いそうです。
3年ぶりです。前回はボッチだったヒレンジャクですが、普段は集団行動だそうです。
ドボルザークの家路が流れ始めました。名残惜しいですが帰ります。
カワセミ女子が見送ってくれました。今日はどこまでもアタリです。
旧シャープ本社前から南港通りを行くと姫松の交差点でモ166、追いかけて東天下茶屋でなんとか捕まえたら堺トラムが被りました。
もう日はかなり沈みハルカスに合わせると堺トラムは陰の中、iPhoneに変えてモ166。遠くへ出かけるよりも近場で鳥鉄、大正解でした。