コハクチョウと虹
コハクチョウでお正月を恒例にすべく、去年と同じ、終夜運転の谷町線、JR京都線、琵琶湖線、北陸線と乗り継いで河毛駅に到着。
元旦早朝から営業の河毛駅コミュニティセンターで小径の電動アシストを借りて出発。高時川の橋の上で初日の出。
山本山に朝日が映ります。未明にまとまった雨が降っていたようですが、上がってくれました。
早崎のコハクチョウたち
早崎に到着、コハクチョウたちは朝ごはん真っ最中。南の池に15羽くらい、中の池に百数十羽、北の池に5羽くらい。
コハクチョウ親子と、コハクチョウを追いかけるオオバン。
第1陣が飛び立ちました。
マガンです。旋回を続け下りる場所を探しているようです。
第2陣が飛び立ちました。
遅れてもう1羽、遅れたけど表情を見る限り慌てている様子はありません。
コハクチョウと迎える酉年、自分は年男ですが、酉年は日本の総人口の7.4%で十二支中最少だそうです。因みに自分はAB型でこれも10%しかありません。さらに年齢別人口でも人口ピラミッドがボコッと凹んでいる部分にいます。統計的に何かとマイナーな自分です。
首の太いがっしりした子もいます。幼鳥の嘴はピンク。
水面を蹴って飛び立ちます。
鳴き声が大きくなったり小さくなったり、首をさかんに上げ下げして、田んぼへ飛び立つかどうするか相談しています。
去年のお正月は10時過ぎには殆どが飛び立って行ったのですが、今日はまだほとんどが池に残っていて、寝正月を決め込んでいるのも少なくありません。
逆に池に戻ってくるコハクチョウも。
いつものように手ぶれ動画です。
10時半を過ぎてもまだほとんどが池に残っています。きりがないので自分が移動することにしました。
野鳥センター周辺
湖岸道路を走っていると湖面にもコハクチョウ、沖は竹生島、午後に行ってみる予定です。
湖岸上空を飛んで、山本山の方へ向かって行きます。
湖北野鳥センター前にもまとまった数のコハクチョウ、ススキの陰から覗くとヒシクイも多数。
かなり寛いでいるヒシクイたち。
竹生島を背景に飛ぶコハクチョウたち。
山の方から戻って来るのもいます。こちらの方へ向かってくる影にシャッターを押してみたら飛んでいるヒシクイがカッコよく撮れていました。
山本山の麓の田んぼで6羽ばかり落穂を啄んでいました。
安来で見てきたように、コハクチョウは湖や池を塒にして昼間は周辺の田んぼへ出勤するというのが生態と理解していたのですが、どうやらそのパターンとは限らないようです。湖北野鳥センターで聞いてみたいところですが、元日はお休み。
山本山に向かってオオワシが飛ぶのを待っているカメラマンが5人くらい。大口径レンズの向かう方角に目を凝らしても自分にはどこにいるのか全然分かりませんでした。とりあえず広い範囲を撮っておきました。たぶんこの中に写っているかと思います。
元旦の大きな虹
河毛駅で自転車を返して新快速姫路行でふた駅、長浜へ。
長浜港のカイツブリとカンムリカイツブリ。
長浜港の眺め、右側は琵琶湖最大の島の沖島、いずれは行ってみたいと思っている猫島です。左側は近江八幡の長命寺山、その間に浮かぶのは船じゃなくて多景島という小さな島です。
琵琶湖汽船のリオグランデ号、これで竹生島へ向かいます。
出航後すぐに虹が見えました。伊吹山が山頂を残しほぼ全容を現してきました。
山本山からも虹が架かっています。
小谷山を中心に大きな弧を描いています。
こんなに大きな虹を見た記憶はありません。
虹が山本山の北側に移っています。虹はそこに固定されているものじゃなくて、自分から見た光の位置なので、自分が移動すると虹も相対的に移動するという理解でOKでしょうか。
虹を楽しませてくれたお日さま。2年前宍道湖でも虹とコハクチョウを見ています。
竹生島
竹生島に到着、急坂の上は宝厳寺。
左が乗って来たリオグランデ号、右は団体さんのチャーター船。
165段の石段を上ってきました。停泊している船は今津行のべんてん号、長浜へ戻らずにこれで今津へ渡り湖西線経由で帰ります。
ついに伊吹山が頂まで姿を見せてくれました。