ハマちゃんとシロっち

シギチに会いたくて昨日は淀川河川敷をぐるっと回るも空振り。でも3月末なら春の渡りは始まっているはず。可能性の高そうなところで男里川河口へ向かいます。

7100系和歌山市行区間急行のかぶりつきをゲット。黒こうやから元に戻った31000系りんかんと黒ラピート。

あまり見かけない浜寺公園4番線に入線する普通車。難波では晴れていたのに泉大津あたりで雨が降ってきました。

樽井駅で下車、男里川河口右岸に着いたらボランティアの人たちが清掃活動をしていました。何か、自分だけ遊んでいるみたいで居心地悪く早々に退散、カワラヒワのカップルに見送られながら河口左岸へ回ります。

コガモの頭ってこんなに縦方向に扁平だったんですね。

左岸の水辺をハマシギが集団で高速旋回しています。そうそう、こういうシーンが見たくてここへやってきたのです。背景は関空島。

水辺に降り立ったところをよく見ると、ハマちゃん(ハマシギ)だけでなく、シロっち(シロチドリ)も混じっています。飛んでいる時は混群になっていないので、シロっちのいるところに降り立ったようです。

もっと撮りたかったのですが、雨が降ってきました。雨宿りできるような場所は全くなく、15分程川上へ歩いて右岸と左岸を結ぶ橋のたもとのサークルKサンクスまで戻ります。

サークルKサンクスで傘を買ってでてきたら、雨は止んでいました。よくあるパターンです。もう一度左岸を河口へ戻ります。

川の中州にもシロチドリ。シロチドリでも首のまわりの黒い線がほぼくっついているのもいます。おでこが黒くないのは♀。

ハマちゃんたち、まだいました。

バタバタバタっと飛び立ちました。

よく見ると、ハマちゃんたちの向こう、関空連絡橋を電車が走ってます。JRのはるかのようです。関空の一番右端に駐機しているのはエバー航空のハローキティジェット。

ちょっと沖の浅瀬のユリカモメとセグロカモメ、ずいぶん大きさが違います。関空をバックにアオサギが飛行、なかなかかっこいいです。

ボランティアの人たちの清掃活動は雨天中止になったようで、誰もいなくなりました。

チャイナエアラインのジャンボが着陸、毛馬だともっと近くで飛行機を見られますが、機種が限定的、ここ関空は見飽きません。A380のスケジュールも調べておきたいと思います。

河口の南側、尾崎の浜へ向かいます。シロチドリとツバメ。

シロチドリのカップル。

シロチドリのアップ。

水はとても綺麗ですが、貝毒発生の掲示があり、潮干狩りをしている人は一人もいません。人間がいない分、鳥たちは安心して貝を採取できるものの、鳥たちに健康被害がないのか心配です。

すっかり晴れ上がりました。傘は完全に無駄な出費に、買ったのがビニ傘じゃなくて折り畳みだったのがせめてもの慰め。

エールフランス291便、ちょっと調べてみたらパリまでずいぶん安くなってます。いずれその内に。


このまま帰るとスルッとKansai 3dayチケットの元が取れないので、もうちょっと足を伸ばすことにします。尾崎駅で昼ご飯を食べながら悩んで目的地は加太に決定、大川峠越え以来2年ぶり。

加太ではイソヒヨドリがカップルで出迎えてくれました。

まずは漁港へ行ってみたのですが、鳥たちがやってきそうな場所は見当たらず、友ヶ島行の船はちょうどでたばかり、それに往復2000円もするので、加太線で撮り鉄するか、と駅に戻りかけたら、カワラヒワ。

堤川という小さな川に沿った雑木林の小山、木が刈り取られたか、がけ崩れで流れた跡に新しい木が生え青葉が茂っていてます。木が低いので小鳥が飛び回っているのがよく見えます。殆どがカワラヒワのようです。

堤川を少し遡って行くとあまり見かけない鳥、ビンズイです。

すぐ近くを行く加太線の電車を眺め、堤川のいい感じの土手を歩きます。

雑木林には山桜、桜はソメイヨシノだけじゃないです。トンビがこいつ何やってるんだ、と私をチェックしているようです。

小さな踏切のあるS字カーブを行く加太線7100系。

青葉の低木の斜面まで戻ってきたら、カワセミ。証拠写真しか撮れなかったけど、カワセミは昨日の写真でどうぞ。メタボ系のお嬢も。

堤川から加太駅への住宅地で、さっき出迎えてくれたイソヒヨドリカップルがお見送りしてくれました。

加太駅の駅舎、今まで気づかなかったけど趣のある木造駅舎です。加太線は7100系メインですが2200系も入線します。

行きは1回だけでしたが、帰りは、途中3回も列車交換が楽しめました。加太さかな線じゃなくて、加太とりてつ線。