ソケリッサ大阪公演
ホームレスのおじさんたちによるコンテンポラリーダンスパフォーマンス、ソケリッサが新宿から初めて大阪へやってきました。
主宰のアオキ裕キさんとご縁があって、ソケリッサウェブサイトのお手伝いをしているのですが、実際に公演を見るのは今日が初めてです。
会場の精華小劇場は完全に満席、若い女性が多いかなと思われる中、結構高齢と思われる方や、外国人のお坊さんとか、実に様々な客層です。
7時ちょうどに開演、会場が真っ暗になって、アオキさんとおじさんたちが登場。アオキさん以外は、自分よろしく、完全におじさん体型ですが、全身での表現は圧倒されます。
コンテンポラリーダンスというもの自体見るのは初めてで、自分はそれぞれのアクションやポーズに意味を見出そうとしていたのですが、だんだんそういうことは気にならなくなって、おじさんたちとアオキさんのダンスに引き込まれていきました。
おじさんたちが手を広げ腕を伸ばしたときに、手のひらからカメハメ波みたいなエネルギーがビーっと発信されているのが見えるような、そんなパフォーマンスです。
それとおじさんたち皆がものすごくそれぞれに個性的です。ダンスもそうですし、最後の舞台あいさつも、これくらい違うか、というくらいです。
会場でチケットの半券替わりにもらった缶バッジです。色々選べる中で富永さんのバッジを選びました。エネルギッシュなおじさんたちの中で、ひとりひょうひょうとしたパフォーマンスがとても印象的な富永さんです。
1時間半の公演はあっという間でしたが、具体的には説明できない感動で、なぜか涙がでて止まりませんでした。
想像していたより遥かにすばらいい公演、ソケリッサのウェブサイトをお手伝いさせていただいていることを誇りに思いました。
街かどでビッグイッシューを売っているおじさんたちを見かけたら応援してくださいね!