近鉄100年のあゆみ展&鉄道まつり2010

iPhoneについて書かなきゃなんないのですが、それよりも近鉄上本町店でのイベントが楽しかったのでそちらを先にレポートしましょう。

会場に入ってまずびっくりするのがOゲージのレイアウト、Oゲージでこれだけ近鉄が揃っているのはそう見られないのでは?

Oゲージだけでなく、HO、N、さらにプラレールのレイアウトまで全て揃っています。

それぞれのレイアウト、子供たちが運転できるようになっています。この運転台、どうやら本物の改造のようです。

Oゲージの181系特急8両編成、大迫力です。

レイアウトだけでなく、近鉄100年のあゆみの展示は見ごたえがあります。写真OKのようなので、ガンガン撮らせてもらいました。

まずはサボ、コレクター垂涎の的ですね。

写真で振り返る近鉄の100年、1957年から1959年のパネルです。自分と同世代、ラビットカーのロゴカッコいい!奈良交通のバスのこのカラーリングも大好きでした。ビスタカーII世の2階席、乗った記憶があります。

戦時中南海と合併していた頃の路線図です。南海本線、高野線が近鉄になっているのですが、拡大してみるとなかなか興味深い発見があります。

奈良線富雄は鵄邑(とびのむら)という駅名になっています。すごいのが平端から法隆寺まで路線が延びています。法隆寺線という路線があったそうです。

南海の方を見ると、堺の隣に龍神という駅があって主要駅になっており、さらに阪堺線が交差して大浜海岸まで延びています。調べてみると龍神と堺が統合されたのが今の堺駅だそうです。

パネル展示の奈良線900系、昭和40年代の瓢箪山付近だそうです。生駒が完全に雪山になっています。奈良線はラビットカーとは異なり、ベージュに紺色の帯です。

まだまだおもしろい展示があります。

近鉄独自の行灯スタイルの行き先表示幕、こんな近くで見るのは初めてです。

コスプレコーナーに並べてあった帽子、カメラを向けるとお姉さんが社章の部分を全部前向きに並べ直してくれました。これ着ます?とジャケットを出されかけたのですが、勘弁してもらいました。

会場は親子連れ、鉄ちゃんで大賑わいですが、お父ちゃんこれよう乗ってた電車や、といった親子の会話がこのイベントの成功を端的に語っていました。それと驚いたのはママ鉄の多さです。子供たちよりママたちが真剣にグッズ選びをしていました。

近鉄上本町店1階のショーウィンドウに飾られていたパンでできた大軌デボ1形です。

さらにさまざまなイベントも行われていたようです。川島令三さんのサイン欲しかったなあ。