Views Bulk Operations (VBO)

Drupalでいくつもウェブサイトを構築して、スキルも上がってくると、以前作ったサイトの設計のまずいところを直したりしたくなってきます。

例えば、タクソノミーの分け方とかですが、コンテンツが多いと、一つ一つタクソノミーを変えて行くのなんて大変です。

そんな時にメチャ便利なのがVBOモジュールです。Drupalが強力なCMSであることを実感させてくれるモジュールでもあります。

モジュールをインストールしても専用の管理ページとかはありませんが、Viewの作成画面のBasic settingのスタイルの設定に「一括処理」という選択肢が追加されます。

それよりも、新たに追加されたadmin_contentというviewを使うと便利です。管理セクション>コンテンツの管理>コンテンツ、のコンテンツ一覧ページはよく使う訳ですが、これに一括処理欄が追加されたようなページになっています。ここで選択したノードに対して、投稿者名を変更したり、タクソノミーを変更したりの処理が一括で処理できるようになります。

これでCCKのSelectのテキストフィールドで設定していたフィールドをタクソノミーに置き換えることにしました。そのほうが、タクソノミーのリンクを組み込めるからです。

admin_contentのViewの出力フィールドに置き換えたいCCKのフィールドを追加します。これで置き換えたい値のフィールド値を持つノードを絞り込んで選択し、一括で同じタクソノミーを付与します。

同一人物が複数アカウントを持っていて、それをひとつにまとめたい、といった場合も一発ですね。

なお、データベースを一括処理するので、念のため、事前にバックアップは必ず取っておきましょう!