モノサシトンボ、ナナフシ

四條畷市のむろいけ園地、生駒山の北、冬に行った交野山、くろんど園地の南に位置します。

生駒山地から和泉山脈にかけて大阪府民の森が9つあります。子供の頃、金剛山や和泉葛城山、岩湧山、とかよく連れて行ってもらっていたし、祖父が山好きで、毎年大峰山へ行ったり、富士山や御嶽山にも連れて行ってもらいました。結果自分自身山好きになり、友人たちと北アルプスにも上り、信州のペンションでバイトしていたこともあります。なのに大阪府民の森のいずれにも子供の頃や学生時分に行った記憶はありません。

昭和53年に大阪府民の森条例が制定されていてその前後から整備されたようです。それが広く認知された頃には自分は大阪にいなかった、ということのようです。

四條畷駅からコミュニティバスで15分程、緑の文化園バス停で下車、森の中に入ります。

むろいけ園地は他の園地と違って、池に囲まれた園地です。森の中の坂道を下り、小さな池にでてきました。クロイトトンボです。

室池、色々棲んでいそうですが、見つかりません。

アオサギっぽくないアオサギが1羽だけ。カキツバタ園と書いてあった湿地、まだカキツバタの季節のはずですが、早々と終わってしまったのかな。

地図に載っていない道を進むと初見のモノサシトンボ、結構数がいます。お腹の等間隔の目盛ですが、1cmではありません。

後ろ足と真ん中の足にスパッツを履いているような膨らみがあり、ふわっとした独特の飛び方をしている時は何かをぶら下げているように見えます。

クマザサの陰に隠れているネコと目が合いました。四条畷駅まで60分という道標があり、バス停へ戻らずにこのまま歩いて下りることにします。

咲いている花は少なくヒメジョオンくらい、そこにスジグロシロチョウ。

木の枝がゴソゴソっと動いているのに気づきました。ナナフシの見事な擬態です。

落ちている枝でちょっと突いてみたら、長い足を動かして態勢は変えたものの、また枝に戻りました。

ニホンカワトンボ。