暗峠ふたたび

もう少し近場で蝶がいそうなところを考えて枚岡公園へ向うことにしました。

電車に乗るまでもなく、上六交差点でヤマトシジミ。

額田駅から住宅街の急坂を登って枚岡公園に入るとキビタキの声、頭だけ撮れました。

第1チェックポイントと考えていた豊浦橋到着。

和尚さんのスクーターが日本一急坂の国道を登って行きます。この先にも何件かお寺があります。

橋のたもとにおりて滝を眺めます。

第2チェックポイントと考えていた額田山展望台到着、曇っているもののまずまずの眺め、大阪ドームがよく見えます。

この辺りでもめぼしい小さな仲間たちは見当たらす、見頃と思われる、ぬかた園地のあじさい園を目指すことにします。

大きな釣鐘型の花はホタルブクロ。聞き覚えある声、ソウシチョウです。

何気なく向かったあじさい園ですが、額田山展望台からは1時間以上歩いて漸く到着。ピークより少し早いようですが、それでもかなりの人出です。ハイキングの格好じゃない軽装の人やペットのワンちゃんを連れた人までいます。生駒山上からでもそこそこ急な坂道を30分くらい歩くはずで、どういうルートでやってきたのか不明です。

もうここまで来たら生駒山上まで行ってみることにします。

山上で迎えてくれたのはホオジロの幼鳥。

もうここまで来たらせっかくなので暗峠を目指すことにします。

ツマグロヒョウモン♂

大声で鳴くホオジロ。

暗峠近道(足元注意)とある方を選びます。何が足元注意なのかちょっと不安です。

ヒメジョオンの群生があってちょっとした蝶の楽園みたいになっていました。木の上ではウグイス。

スジグロシロチョウ。

生駒連山の眺め、右手は大阪府、左手は奈良県。

足元注意の意味がわかりました。すごく滑りやすい急な坂道を下って行きます。

下り坂なのに息も絶え絶えで漸く暗峠到着。11ヶ月ぶりです。

峠の茶屋、スエヒロで冷酒とそうめん。ゴクラクです。

スエヒロの庭の大輪のアジサイ。スエヒロに来ると簡単には立ち上がれなくなります。スマホを見ることもなくただただボーッとすることになります。それほど心地いい峠の茶屋です。

重い腰を上げます。大阪府側枚岡駅まで急な坂道を急いで行くか、奈良県側南生駒駅までゆるやかな坂道をゆったり行くか、の選択になりますが、電車賃がもったいないので、やはり枚岡へ下ることにします。

ゼニアオイ。

前回来た時、息を呑むほど美しかった暗峠の棚田、田植えは終わっていましたが、一部には水の入っていない田んぼもあるのが残念。

2014年7月19日の写真です。これと同じ風景が1ヶ月後に今年も見られるのかちょっと心配です。

途中後ろ向きで歩いたり膝をかばいながら国道308号を下りていきます。

マツバギクにキアゲハ。