近鉄道明寺線
2014/11/05(水)
大和川の土手にある近鉄道明寺線柏原南口駅。
下流の阪堺電車の大和川駅と違うのが、自転車歩行者専用道の踏切で、クルマは土手下でガードをくぐります。
マンションをバックに築堤を登る道明寺行二両編成、都会のローカル線の雰囲気がたっぷりで、自分のお気に入りの一枚になりました。
近鉄道明寺線でググっていたら、素晴らしいサイトを見つけました。ベテラン鉄道ファンの画家の方のサイトのようです。
道明寺線の詳しい由来が紹介されています。明治31年に開通した近鉄最古の路線で、河内長野と大阪を柏原経由で結ぶことが目的だったようです。確かに地図を見ると、柏原から河内長野までほぼ真っ直ぐで、南大阪線が後からできたことがよく分かります。
さらにこちらのページでは昭和40年頃の柏原南口駅の写真がありました。大和川の鉄橋や跨道橋だけでなく、でっかいマンションが無いだけで、駅舎も、駅の柵、架線柱も全然変わって無いことにビックリします。
当時は鉄道橋に並行してとても趣きのある木製の人道橋があったことがわかります。パッと見Google Mapにはのっておらず、洪水で流されてしまったのか、と思ったら航空写真にしてみると橋が写っています。地図モードで拡大すると、細い線も見えてきました。
全然気づかなかったのですが、自分の撮った写真にもしっかり写ってました。
鉄道橋の上流側にブルーの人道橋、新大和橋というそうです。以前にもこの付近に来たことがあり、この辺りには橋がなくて、柏原や藤井寺の人たち不便だろうな、とずっと思っていました。思い込みって怖いです。