河川敷を河口へ

この前の続き、といってもさらに嵐山まで、とかではなく、淀川の河口に向かいます。

毛馬こうもんから京都とは逆方向、河口へと向います。漢字で書くと「閘門」です。間違えないように!

キンクロハジロが2羽、夏の間カルガモとマガモくらいしかいなかったのが、冬に向かって色んなカモで賑わうことになるはずです。

伊丹空港へ着陸態勢の飛行機を眺めるのはこの場所の大きな楽しみです。たぶん毛馬閘門は航空標識みたいになっているのでは、と推測します。

ジェイエアのボンバルディアCRJ200とエンブラエル170。

すすきの穂とANA ボーイング777-300。

IBEX ボンバルディアCRJ-100とANA ボーイング737-800。

飛行機から視点を下げると、長柄水道橋にカワウの大軍団がいました。大体が同じように右上を見ていますが、口を空けて真上を見上げてるヤツ、腰をどっかり下ろしてしまっているヤツ、色々いて見飽きないです。

ズームを引いた写真とさらにズームした写真です。

長柄水道橋は阪急千里線に並行した水道橋です。

飛行機と鳥の他、電車もめいっぱい楽しめます。

阪急千里線3000系と特急サンダーバード681系。

丹波路快速225系と御堂筋線30000系。

阪急京都線特急9300系とそのお見合い、今日のベストショット2枚です。

阪神梅田行急行8000系と近鉄車両10連の阪神なんば線神戸三宮行快速急行。

毛馬から西側の河川敷は整備されていない箇所も多く、土手に上がったり、河川敷に下りたりを繰り返します。整備されていない分、ロードバイクがぶっ飛ばしてくることもないので、クロスバイクには走りやすいです。

途中、河川敷に競馬場のターフのようなところもあるのですが、人は殆ど誰もいません。

人が誰もいなくても大輪の花を咲かせているフヨウです。

おっと~、またクロベンケイガニを轢き潰してしまうところでした。結構そこら中にいるようです。

すっかりお馴染みになったヒメアカタテハ。

河川敷のターフを抜けるといきなり野球のグラウンドに出てしまいました。外野のライト奥深くあたりです。この辺りいくつもの野球のグラウンドが取られていて、試合や練習が行われているのですが、外野のフェンスなどなく、いつ球が飛んでくるかヒヤヒヤです。河川敷の野球は軟式のはずだし、余程運が悪くない限り大丈夫だとは思いますが、隕石が頭に当たる確率よりは高いと思います。

伝法大橋から右岸へ渡ると、土手の道がこんな感じになってました。行けそうな気もしたのですが、途中で抜けなくなるかも知れず、迂回することにしました。

やってきました、淀川の河口です。この淀川と神崎川の河口に囲まれた部分は矢倉緑地という小さな公園になっています。

石組みの潮だまりがいくつか作られています。

潮だまりにいたカクベンケイガニ(たぶん)です。

野鳥観察用のフェンスがありました。色々でてくるようですが、この時にいたのは珍しくもなんともないハクセキレイだけ。

土手や河原を走っているとなんどもハクセキレイに会い、一緒に走ってくれる時もありました。シジュウカラと並んで一番馴染み深い鳥です。

探鳥会と思われるグループの人たちを見かけました。こういうのに参加すると自分では見つけられない鳥も見つけられるようになるんでしょうね。

今日は鳥はあきらめて、鉄に徹することにして、急いで来た道を戻ることにします。

絶滅危惧種というか、半年後にはいなくなるトワイライトエクスプレスです。鳥と違って時間通りやってきてくれますが、週4回だけのシャッターチャンスです。