山科と琵琶湖の野鳥

トリが気になってしょうがなくなりました。たぶんきっかけは大和川のカモメ君です。で、突如、にわかバードウォッチャーになったところ、いきなりルリビタキに会えたりして熱くなってしまいました。

もっと野鳥を見ることができるところはどこか、ちょっと調べて山科疎水に行ってみることにしました。桜の名所ですが、桜はまだまだ先、バードウォッチャーさんも見当たらず、散歩のジイサンとジョギングする人が時々すれ違うくらいです。

早速、コサギがコツコツやってました。

ハクセキレイです。

大津側の水路トンネルから京都側の水路トンネルまで2.5km、こういう感じで水路が続いています。

上空ではトンビがピーヒョロロと舞ってます。

黄色い羽、タヌキみたいな顔、カワラヒワです。※訂正、早速これは違う、というご指摘をいただきました。「アオジ」ですm(_ _)m ウチに帰ってからの識別も大きな楽しみですね。

日が沈むまで十分時間がありそうなので、琵琶湖へ向かうことにします。何も調べていなかったのですが、京阪石山坂本線の終点坂本まで行って、Google Mapで見つけた琵琶湖に突き出た小さな砂州のようなところに行ってきました。

砂州の北側の小さな港にダイサギがいました。

カルガモペアとフライイングカルガモ

こんなところです。おもいっきり広い!

イソシギ

目の横の黒いライン、モズですね。

白い家に夕日があたり、なんか地中海みたいな雰囲気です。

たぶん今日一番の収穫、オオバン、一瞬カラスが泳いでる、と勘違いしました。

バードウォッチングの知識もなく、チンケなカメラでも十分楽しめました。琵琶湖にはまだまだおもしろスポットがありそうで、何度も来ることになりそうです。

野鳥さんたち、自分が近づくのを20m以上離れていても感知しちゃうみたいです。逃げる方角が必ず自分の居る側と反対側なんです。特にモズとかハクセキレイとか小さな鳥ほど敏感なようです。

バードウォッチングのオジサンたちが、迷彩服を着ているのは、ファッションとしてではなく実用性から着ていると漸く分かりました。

声のする方を、よぉーく見ると、梢や葉っぱの陰に鳥が見えてきます。がっ、カメラを向けるとすぐに飛んでいってしまい見失ってしまいます。でもこれを繰り返してくる内に、梢の陰や葉っぱの陰の小さな小鳥が目に入ってくるようになってきました。

同じコサギでも大阪城のコサギは人に慣れていて、かなり近づいても逃げないのですが、山科のコサギは、ちょっと近づくだけで、ツツツ、と向こうへ逃げて行きます。鷺とりの遠くから大きな声で声をかけて、近づいては小さな声で声をかけて安心させる・・・、というのはあながち大嘘とも言えないかもしれません。

鳴き声も魅力です。鳴き声で、あっ◯◯が居る、と分かるようになればメチャ楽しいはずです。

すっごく奥の深い楽しみの入口の入口に入ってしまったようです。帰ってから調べてみると10km以上歩いてました。足痛い。


Appendix

京都へは8000系のかぶりつき、隣の席開いてますか、と聞いてきたオジサンと鉄談義で盛り上がります。

浜大津まではこれ

浜大津から坂本へはこれでやってきました。側面だけ見ると旧3000系まんま!